専任セキュリティ担当者がいなくても大丈夫! 中小企業を強力に守る「Symantec Endpoint Protection Cloud」(2/2 ページ)

» 2018年12月05日 10時00分 公開
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SEP Cloudの30日無料トライアル版を実際に導入してみる

 SEP Cloudは評価目的で30日間、無料利用できるトライアル版がある。ライセンス料を支払えばそのまま製品版として利用できるので、まずはトライアル版から始めよう。「シマンテックビジネスストア 法人のお客様向けECサイト」にアカウントを作り、トライアル版の申し込みを行うと1〜3営業日中に案内メールが届く。

SEP Cloudは「シマンテックビジネスストア 法人のお客様向けECサイト」から30日間無償で提供できるトライアル版を利用できる
申し込み後、1〜3営業日で管理アカウントのアクティブ化を案内するメールが届く。「開始する」をクリックして利用を始める

 SEP Cloudはクラウド型のサービスなので、案内メールが届くとすぐに管理画面にアクセスできるようになる。管理・保護する機器の登録はこの画面から行う。以下はWindows10から管理画面にアクセスした場合の手順だ。

SEP Cloudサイトから「サインイン」をクリック
サインインしたところ。右上にある半透明の「開始」をクリックして機器の登録を始める
まずは管理画面にアクセスしているWindows10マシン自身を登録しよう。「このデバイスの登録」をクリックする
デバイスの所有権を指定する。会社所有デバイスとした場合はSEP Cloudによってセキュリティの設定等が一元管理されることになるので、通常はこちらを選ぶ
デバイスの登録準備はこれだけ。「登録を開始」をクリックすると管理プロファイルとセキュリティクライアントがインストールされる。また、「デバイスを検出エージェントに指定してネットワーク検出を実行します」にチェックを入れておくと、この後の処理で未登録の機器を一覧表示できる
Microsoftアカウントの設定画面が表示される。管理サーバは自動入力されているので、アカウント名のみ入力すればよい
デバイスのセットアップ画面が表示されるので「OK」をクリック
管理プロファイルがインストールされたらセキュリティアプリケーションのインストールプロセスが始まる。「インストール」ボタンをクリック
セットアップファイルの操作には「実行」を選択すればよい

 インストールが終わると、SEP Cloudの画面が表示される。これが各機器にインストールされるセキュリティクライアントだ。

クライアントのインストールが完了すると、SEP Cloudの画面が表示される。ただし、一元管理されるためユーザーはあまり意識する必要はない

 管理者以外の機器はまず、管理画面から管理者がユーザーを登録する。するとユーザーのメールアドレスにアカウントへのログイン案内メールが届くので、それをユーザーの機器で開き、「開始する」をクリックして各ユーザー用の管理画面にアクセスする。そこからの登録作業は管理者のときとほぼ同様だ。

グループ、ユーザー、デバイス画面から「+」アイコンをクリック
ユーザー名、電子メールアドレスなどを入力
グループを選択して保存する
ユーザーにメールが送信される。続けてユーザーを登録する場合はそのまま「別のユーザーを作成」をクリック。Excelファイルなどから一括で登録することもできる
メールを受け取ったユーザーは「開始」ボタンをクリックしてSEP Cloudにアクセス。パスワード、携帯電話番号(オプション)、国名を指定して「アカウントを作成する」をクリックする
サインイン後、続けて「このデバイスを登録」をクリック
最初に管理者のデバイスを登録したときと同様に、会社所有デバイスを選択、次の画面で「登録を開始」をクリックして進めていく

 クライアントソフトのインストールが完了すれば、管理者は全ての機器を管理画面から確認、設定することができるようになる。管理画面には以下のような機能がある。

  • ダッシュボード
    • ダッシュボードは登録済みデバイスの状況などを一括して確認できる画面。普段はこの画面だけでほぼ事足りるだろう。
ダッシュボードは状況を素早く確認できる
  • 警告とイベント
    • マルウェアが検出されたり、クライアントの設定が変更されてセキュリティ上の懸念が発生したりした場合などは「警告とイベント」画面で詳細を確認することができる。
警告とイベントは指定期間内の警告やイベントをグラフと表で一覧表示
  • グループ、ユーザー、デバイス
    • セキュリティ対策においては全ての機器が管理されていることが重要だ。「グループ、ユーザー、デバイス」画面からは管理対象・管理外のデバイスや、登録ユーザーなどを一覧で確認できる。
グループ、ユーザー、デバイスでは管理対象・管理外のデバイスなどが一覧表示される。問題がある場合はここから「今すぐ修復」を選択すれば自動的に修復される
  • レポートとテンプレート
    • SEP Cloudは管理者向けにレポート作成をサポートしており、「レポートとテンプレート」画面でスケジュールを有効にしておけば定期的にレポートを作成して管理者にメールで送信する。
レポートとテンプレートではレポートの定期作成を設定できる
管理者ではないユーザーはSEP Cloud管理画面から自分が使っているデバイスの追加、パスワードのリセットができる

エンタープライズ級の高度な保護、管理を安価で簡単に

 SEP CloudはPC・Mac・スマートフォンといった複数機器・マルチプラットフォームのセキュリティを一元管理するトータルセキュリティソリューションであるにもかかわらず、トライアル版の利用開始案内メールを受け取ってから10分程度で運用を開始できてしまう。さらに1ユーザーあたり年額6000円(税別)、専任担当者を置かなくても定期レポートまで作成できる運用コストの低さはSOHOや中小企業の強い味方となり得るだろう。

 月額ライセンスも開始されたので、期中の導入もしやすくなった。まずは無料のトライアル版を申し込んでみてはいかがだろうか。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年1月15日