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» 2019年03月14日 10時00分 公開

BYODの時代でスモールオフィス・店舗用のメッシュWi-Fiを構築する3つのポイント(2/3 ページ)

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ポイント2:シームレスかつ高速なWi-Fi接続

 メッシュWi-Fiが普及する前にも、無線ネットワークのエリアを拡大させる方法はあった。例えば、中継機(エクステンダ)を使ったり、複数のアクセスポイントを設置し、SSID、パスワードを共通にしたりするといった方法だ。だが、それらとメッシュWi-Fiの大きな違いがシームレスなローミングの有無だ。

 メッシュWi-Fiでは、クライアントが最初に接続したアクセスポイントにずっと接続したままとは限らない。電波状況やクライアント自体の移動などによって、より通信状況のよいアクセスポイントが見つかったら通信が途切れることなく接続先を切り替える(ローミング)ことができる。これがメッシュWi-Fiの大きなポイントで、中継機や単純な複数アクセスポイントではユーザーが意図的につなぎ直さなければならない。

 このようなシームレスなローミングを行う仕組みが、MR2200acでサポートされている802.11k/v/rだ。これによってクライアントは近くにどのようなアクセスポイントがあるのか、回線負荷状況などはどうかといった情報を取得して接続先の候補を選定する。接続先が決まれば、高速に認証を行う仕組みを用いて新たなアクセスポイントに切り替えを行う。ユーザーは何も意識することなく、広いエリアで常に電波状況のよいアクセスポイントに接続することができる。

 また、MR2200acはIEEE 802.11a/b/g/n/acと、現行のWi-Fi規格全てをサポートしており、5GHz帯で867Mbps、2.4GHz帯で400Mbpsまでサポートする。5GHz帯が2系統あるトライバンド構成のため、アクセスポイント間の通信(バックホール通信)によるクライアント通信の影響も少ない。2x2アンテナを内蔵し、高速化のオプション技術であるMU-MIMO、ビームフォーミングにも対応する。

 参考までに家庭内でのパフォーマンス結果を掲載する。本来であればなるべく宅内中央に近いところに有線接続したプライマリアクセスポイントを置き、それでまかなえない場所にWi-Fiポイントを配置することが望ましいが、インターネット回線の配線場所の都合で端の部屋にプライマリアクセスポイントを設置している。

 測定にはiperf3(3.1.3)を使用し、スレッド数4で20回計測した平均値を出している。また、宅内での実際の利用状況を想定し、ドアの開放、閉鎖それぞれでも計測した。図中黄色のドアは中央部分が半透明のアクリル樹脂製になっているが、茶色のドアは厚い木製であり、閉鎖時の電波遮断性は違いがあると思われる。

 結果としてはほぼ全ての地点でコンスタントに160Mbps前後が出ており、メッシュWi-Fiの実力が遺憾なく発揮された形だ。

測定システム
サーバ側: Core i7-7700 3.6GHz/16GBメモリ/64ビット版Windows10 Pro
クライアント側: Xperia XZ
ドアを全て開放したときの速度。場所による速度差がほとんどない
ドアを全て閉鎖したときの速度。厚いドアを2枚超えなければならないSPOT #8では速度低下があるものの、予想以上に安定した速度を維持できている

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年3月20日