SSDの低価格化が進み、さまざまな選択肢が増えている。小型で大容量、高速で丈夫なポータブルタイプのSSDなら、テレワークやローテーション勤務などで大事なデータを扱う際に大いに役立ってくれる。アイ・オー・データ機器が取り扱う「My Passport Go」をチェックした。
ポータブルSSDは、PC内蔵ストレージの容量不足解消の他、大容量データの移動や受け渡し、バックアップなど、1台あると何かと便利な存在だ。以前は高価なイメージもあったSSDだが、メモリの低価格化に伴ってポータブルタイプも買いやすい価格帯になってきている。
昨今のテレワークは元より、緊急事態宣言解除後のローテーション勤務などでは、データの持ち運びに四苦八苦する。クラウドを活用する手もあるが、容量が大きいとアップロードもダウンロードも時間がかかり、ネットワークの負荷も心配になる。その点、ポータブルSSDなら、これらに悩まされることなくデータを扱える。
中でも、アイ・オー・データ機器が扱うウエスタンデジタルの「My Passport Go」は、ポータブルHDDに比べて格段に高性能であるだけでなく、ケーブルと一体の超小型ボディーや耐衝撃性など、実用的なさまざまな付加価値を備えた魅力的な製品だ。その内容を詳しく見ていこう。
My Passport Goの大きな魅力の1つが、超小型かつ軽量なボディーだ。外付けでありながら、一般的な2.5インチサイズのSSDとほぼ同じ大きさで、フットプリントだけならばクレジットカードに近いほど。
具体的なボディーサイズは、約67(幅)×95(奥行き)×10(厚さ)mm、重量も約55gと軽量なので、シャツのポケットなどに入れても不格好にならず、楽々と収まる。
さらに接続ケーブルが一体型なのもうれしいポイントだ。ケーブルを紛失してしまう不安がないし、使わないときは本体に収納しておけるので取り回しに困ることもない。
ボディーの周囲にゴム製バンパーを装着しており、衝撃にも強く2mの高さからの落下試験をクリアしている。ポータブルタイプでは持ち運びの際に落下させたり、うっかりぶつけたりと、ちょっとした衝撃がかかることが珍しくないだけに心強い仕様だ。
インタフェースはUSB 3.0(5Gbps)で、Windows PCやMac、プレイステーション4などのゲーム機といった幅広いデバイスに接続して利用できる。
コネクターは、以前から一般的なUSB Type-Aのコネクターを採用している。別途変換アダプターを用意すれば、USB Type-C端子を持つWindows PCやMacBookシリーズにも接続可能だ。
容量のバリエーションは、リーズナブルな価格で買いやすい500GB(WDBMCG5000ABT-JESN)から、1TB(WDBMCG0010BBT-JESN)、大容量の2TBモデル(WDBMCG0020BBT-JESN)を用意する。ブラックとのツートーンとなるボディカラーは、ブルー(コバルトトリム)の他に、イエロー(アンバートリム)もある。
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