マウスコンピューターの14型スタンダードノートPC「mouse A4-A3A01SR-A」に、Microsoft 365 Personalの1年間ライセンスが付帯する新モデルが登場した。6万円を切るお手頃さが魅力の本機の特徴をチェックしてみよう。
マウスコンピューターから新たに登場した14型ノートPC「mouse A4-A3A01SR-A」は、Windows 11 Home(Sモードを搭載することで税込み5万9800円という手頃な価格を実現しながら、Microsoft OfficeやOneDrive(1TB)を利用できるサブスクリプションサービス「Microsoft 365 Personal」の1年間ライセンス(1万4900円相当)が付帯するのが魅力だ。実質、4万4900円でノートPCが手に入る計算である。
非常に手頃なモデルだが、普段使いにおいて必要十分なスペックをしっかり備えている。その魅力に迫っていきたい。
本機のAPU(GPU統合型CPU)は、AMDの「Ryzen 3 3250U」(2.6GHz〜3.5GHz、2コア4スレッド)を搭載している。統合されたGPUは、3コア構成の「Radeon Graphics」だ。メモリは8GB(DDR4-2400規格、増設/換装不可)、ストレージは128GBのSSDを備える。
スペックだけを見ると、2〜3年ほど前のメインストリーム(普及帯)ノートPCという感じだが、特にAPUは当時でもスペックの高いものだったこともあり、2023年現在でもOfficeアプリの利用はもちろん、WebサーフィンやWeb動画の視聴に必要十分なパフォーマンスを備えている。
この価格だと、「ディスプレイの解像度(きめ細かさ)が心配」と思う人もいるかもしれないが、本機はフルHD解像度(1920×1080ピクセル)の14型液晶ディスプレイを搭載している。安価なノートPCでよく見られるHD解像度(1366×768ピクセル)のディスプレイと比べると、約2倍の情報を表示できるので、Officeアプリの作業性やWebサーフィンの快適性も高い。Web動画の「HD画質」は、基本的にフルHD解像度をターゲットとしている。動画も高画質のまま楽しめる。
ディスプレイの上部には、約100万画素のWebカメラを備えているので、追加投資なしでビデオ(Web)会議にも参加可能だ。
本体の左側面には有線LANポート(1000BASE-T)、microSDメモリーカードスロット、USB 3.2 Gen 1 Standard-A端子とイヤフォン/マイク端子を、右側面にはUSB 3.2 Gen 1 Type-C端子、USB 3.2 Gen 1 Standard-A端子、HDMI出力端子と電源端子を備えている。
中でも注目はHDMI出力端子だ。この端子は4K(3840×2160ピクセル)の映像出力に対応している。4K解像度の表示に対応するTVや外部ディスプレイと接続すれば、4K動画も楽しめる。
冒頭で触れた通り、本機にはMicrosoft 365 Personalの1年分のライセンスが付属している。このサービスには、主に以下のアプリ類の利用権が内包されている。
日本のPCでプリインストールされることの多い「買い切り版」と比べると、常に最新版のアプリを利用できることや、大容量のクラウドストレージが付帯することが大きなメリットだ。
OfficeアプリはAIによる機能強化が随時行われている。本機の購入を機に、サブスクリプションのMicrosoft 365に移行するのも“アリ”だろう。
本機に付属するMicrosoft 365 Personalを利用する際は、以下の点に注意してください。
本機は「Windows 11 Home」というOSをプリインストールしている。ただし「Sモード」が有効化されており、以下の機能制限が課されている。
子どもが使う場合など「余計なアプリを使わせたくない」という場合は、この制限はメリットとなる。しかし、見方を変えると、Microsoft Storeにないアプリを利用できないということは、大きなデメリットでもあり得る。
「制限なくアプリを使いたい!」という場合は、無料でSモードを解除できる。具体的な手順は以下の通りだ。
Sモードを解除すれば、さまざまなアプリをインストールできるようになる。ただし、一度解除したSモードは再度有効化できないので注意しよう。
Microsoft 365 Personalの1年間ライセンスが付いて税込み5万9800円という価格を実現したmouse A4-A3A01SR-Aは、その値段も相まって気軽に使えるノートPCだ。
ボディーのサイズは約325.9(幅)×226.9(奥行き)×21.4(厚さ)mm、重量は約1.49kgと、家庭内の持ち運びにピッタリな1台となっている。クセがなく打ちやすいキーボードを採用しているので、GIGAスクール構想で初めてタブレットに触れた子どもたちの「初めての“自分専用”PC」としても最適といえる。
少しでも本機が気になった人は、マウスコンピューターのWebサイトで詳細を確認してみてほしい。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2023年9月16日