マウスコンピューターの「ゲーミングPCセットモデル」は、PCゲームを楽しみたいけど、どのモデルを買ったらいいか分からない……と途方に暮れている人にピッタリのセットだ。その詳細を見ていこう。
2025年は、PCゲームのビッグタイトルがめじろ押しだ。日頃から、家庭用ゲーム機などでプレイはしていたけれど、PCでもゲームを楽しみたい――そう考えている人も多いだろう。
PCゲームなら、よりキレイな“ヌルヌル”と動く画面でプレイできるし、あのストリーマーと同じタイトルを遊べる。しかし、いざ購入しようと調べると、難解な用語が頻出する上にPC以外にも用意した方がいい周辺デバイスが羅列されていたりする。
もっと気軽にPCゲームを始めるにはどうしたらいいのか……と悩んでいる人にお勧めしたいのが、今回紹介するマウスコンピューターの「ゲーミングPCセットモデル」だ。
パッケージにはゲーミングPC本体に加え、ゲーミングマウスとゲーミングヘッドセット、さらにはゲームパッドなどが付属するセットが用意されており、購入するだけでPCゲームをプレイできる環境を手に入れられる。
そもそも、PCゲームにはなぜ周辺デバイスが必要なのだろうか。PCゲームでは一般的な文字入力やカーソル操作とは異なり、キーボードやマウスではキーやボタンの応答性やカスタマイズ性が求められる。これはeスポーツなどの競技性を重視したタイトルだけではなく、カジュアルなゲームタイトルでもゲーミング向けのデバイスがあるとないとでは大きな違いを生む。
例えば、ノートPCだと本体にはキーボードやタッチパッドが用意されているが、タッチパッドでゲームをプレイするのは至難の業だ。
同様に、ゲーミングノートPC本体の内蔵スピーカーや、デスクトップPCに付属する安価な外付けスピーカーだけでゲームを満喫するのは難しい。単純にゲーム音楽がチープに聞こえてしまうというだけでなく、タイトルによっては敵の位置を音で把握するものもあるし、マルチプレーヤーのオンラインゲームではボイスチャットも欠かせない。これらの問題を解決してくれるヘッドセットも、ほぼ必須のデバイスといえる。
また、家庭向けゲームでは標準装備といえるゲームコントローラーやゲームパッドをあらかじめ準備しておけば、キーボードやマウス操作に不慣れな人も移行をスムーズに行える。
もちろん、こだわる人はPC本体のみ購入して好みの周辺デバイスを選べばよい。しかし本セットモデルはゲーミングPC初心者向けのパッケージだ。そもそも選ぶ基準が分からず判断が難しい、ゲーミングデバイス経験のない初心者に適したデバイスをセットにしているわけだ。
マウスコンピューターが用意するゲーミングPCセットモデルで中核となるのは、デスクトップPCやノートPCだ。いずれも、同社のゲーミングPCブランド「G TUNE」や「NEXTGEAR」を冠している。特に、G TUNEは2025年で21周年を迎える老舗のブランドで、さまざまなeスポーツやプロチームをサポートしていることでも知られている。
多彩なモデルが用意されているが、ここではスタンダードな15.6型の液晶ディスプレイを備えるゲーミングノートPC「G TUNE P5-I7G60WT-B」をピックアップして、ゲーミングPCの勘所を見ていこう。
15.6型という画面サイズは、ノートPC全般で見てもスタンダードなサイズ感で、画面の大きさもノートPCのイメージ通りと思ってよい。もしも小さいと感じたとしても、PCだからHDMI出力から外部の大画面ディスプレイやTVなどに接続できる。
液晶ディスプレイの解像度は、いわゆるフルHDの1920×1080ピクセルと、ゲーミングノートPCでも定番といえるものだ。そしてリフレッシュレートは144Hzと一般的なノートPCの60Hzよりも高く、ゲーミング用途を意識したスペックになっている。
シミュレーションゲームや映像を楽しむようなRPGでは最低でも30fps、快適ラインは一般的に60fpsだが、もちろんそれ以上のfpsが出ればベターだ。一方、競技性の高いゲーム、一人称視点のシューティングゲーム(FPS)の「エーペックスレジェンズ」やマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)の「League of Legends」は、60fpsでも楽しめるがより高いフレームレートが出れば出るだけ有利という世界だ。
ただし、ベンチマークテストなどで144fpsといったフレームレートが出たとして、パネルのリフレッシュレートが60Hzなら実際の表示は60fps相当でしかない。ゲーミングPCに、高リフレッシュレートのゲーミングディスプレイを組み合わせるのはこのためだ。より専門的に述べると、フルHDでフレームレート144fpsというところがターゲットとなる。
こういったゲーミング向けのスペックをきちんと押さえつつ、テンキー付きの日本語配列キーボード、フラットでエッジを残したシンプルなデザインといったところがG TUNE P5-I7G60WT-Bの外観的特徴であり、同社が培ってきたノウハウが生かされている部分だ。
ゲーミングといえばブラックが一般的なイメージだが、最近ではホワイトカラーの注目も高まっており、清潔感あるカラーで最近は男女を問わず人気がある。もちろんブラックモデルもあるので、好みで選ぶといいだろう。
多彩な周辺デバイスを接続できるよう、充実のインタフェースを備えているのも大事なチェックポイントだ。
左側面にはUSB Standard-A端子が2基(USB 3.0とUSB 2.0)、3.5mmのマイクとヘッドフォン/ヘッドセット端子があり、背面にはUSB Type-C端子が1基、電源入力端子、映像出力端子のMini Display PortとHDMI出力が各1基ある。右側面にはUSB Standard-A(USB 3.1)端子が1基と有線LAN(1000BASE-T対応)端子が並ぶ。
USB Standard-A端子が多いのは、ゲーミングデバイスの接続で便利だ。本製品に含まれるマウスとヘッドセットは共にワイヤレス接続のモデルだが、有線デバイスを好む人も多い。そしてそれらの多くはUSB Standard-Aで接続される。
また、有線LAN端子を備えているのもゲーミングPCとしてはポイントが高い。G TUNE P5-I7G60WT-BもWi-Fi 6Eを内蔵しているので無線LAN接続できるが、安定したネットワーク接続、レスポンスといった点で有線LANのメリットは大きい。
キーボードは、ゲーミングPCらしく15色から選べるバックライトLEDを内蔵する。キーピッチは約19mm、ストロークも約1.8mmを確保しており、タイプしやすい。配列も素直で癖がなく、テンキーも用意されており、テキスト入力や表計算入力など、普段使いでも使いやすいと感じた。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2025年2月27日