Acerが手掛けるライフスタイルブランド「Acerpure」から登場した「Acerpure Beauty AIイオンスタイリングドライヤー」を紹介しよう。
日本で「Acer」(エイサー)といえば、PCやディスプレイなどを取り扱う台湾メーカーというイメージを持っている人が大多数だと思うが、実は空気清浄機やサーキュレーター、ヘアドライヤーといった生活家電なども手掛けていることをご存じだろうか。
今回は、Acerのライフスタイルブランド「Acerpure」から、クラウドファンディング形式でいち早く販売される「Acerpure Beauty AIイオンスタイリングドライヤー」を紹介しよう。
Acerは1976年に台湾で創業されたPCメーカーで、アジア太平洋地域だけでなく、グローバルに事業を展開している。現在はEV充電や水素ステーションソリューション、エネルギー貯蔵、アパレル、家電など、さまざま製品を手掛ける総合IoT機器メーカーという位置付けで、実際に台湾を歩いていると、さまざまなところでAcerのロゴを見掛ける。
その中で展開されるAcerpureというブランドの理念は「全ての深呼吸を大切に」というもの。同ブランドでは主に空気清浄機やサーキュレーターなどを取り扱っており、そして次の新製品がハイエンドなドライヤーというわけだ。
早速、Acerpure Beauty AIイオンスタイリングドライヤーの外箱からチェックしていこう。箱の側面には付属する7つのアタッチメントと、それぞれの用途が記載されている。
箱には本体の他にクイックドライノズル、カーリーブラシ、ストレートブラシ、ウェーブブラシ、エアーボリューマイザー、オートラップカーラー左巻/右巻、そしてトラベルケースが入っている。
パッケージ内容。写真上から収納バッグ、本体とクイックドライノズル、左からカーリーブラシ、ストレートブラシ、ウェーブブラシ、エアーボリューマイザー、オートラップカーラー左巻、オートラップカーラー右巻である部品が多いと、なくしたり散らかしたりしてしまいそうだが、Acerpure Beauty AIイオンスタイリングドライヤーには収納も兼ねたトラベルケースが付属する。使わないアタッチメントをまとめておけるので、紛失しづらく、旅行などにも持って行きやすい。
本体色はサテンホワイトだ。フォーマルシーンで身に着けるドレスのような、つややかさが所有欲を満たしてくれる。ポイント使いされているベージュカラーも高級感を醸し出している。
本体には3つのボタンがある。上から風量調節ボタン、温度調節ボタン、電源ボタンだ。
風量は弱風/中風/強風の3段階に調整可能だ。温度はクール/低温/中温/高温の4段階となっている。
「温風と冷風をボタンの1回押しで切り替えられないのは不便だ」と感じるかもしれない。実は、Acerpure Beauty AIイオンスタイリングドライヤーは温風と冷風を自動で切り替える「ヘアケアAIモード」機能を搭載している。動作中に、温度調節ボタンを3秒長押しするだけで起動できる。ヘアケアAIモードの利用中も、風量は好みで切り替えられる。
アタッチメントを本体へ装着するには、アタッチメントの切り欠き部分(または▼印)を本体のカギアイコンに合わせて押し込む。その後、アタッチメントを時計回りに回す。
外す場合は、本体の着脱ボタンを押し下げてから反時計回りにアタッチメントを回して引き抜く。使った直後はアタッチメントが冷めていることを確認しないと火傷の原因になるので気をつけたい。
重さも測ってみよう。コードを含む本体のみの場合は443gで、最も長時間使うことが想定されるクイックドライノズルと本体を合わせた場合は522gだ。
個人的に便利だと感じたのが、目詰まりを除去する「スマートクリーンモード」機能を搭載していることだ。電源オフの状態で、温度調節ボタンを5秒間長押しすると、ファンが逆回転し、その風圧でフィルターにたまったホコリを吹き飛ばす。
一般的なドライヤーは、使っているうちに吸気口のフィルターにホコリなどがたまって目詰まりし、急いで髪の毛を乾かしたいのにフィルター掃除を強いられることがある。
しかし、Acerpure Beauty AIイオンスタイリングドライヤーなら温度調節ボタンを長押しするだけでホコリを取りのぞける。ズボラな筆者でも「これなら使った後に毎回お手入れできそうだな」と感じた。
それでは早速、実際に使ってみよう。
前提条件を説明しておこう。これからヘアドライしたいと思っている髪の長さは「ロング」で、毛先にかけてレイヤーがかかっている。
毛量は全体的に多く、密に生えているため、頭皮付近が乾きづらい。そもそも筆者は美容師から「なかなか乾かないですね」と指摘されるほど、髪の毛が水分をつかんで離さず、全体的に乾きづらいという厄介な毛質である。
乾かす際は、耳の高さから下、耳の高さから眉の高さまで、眉の高さから上、という具合に3つにブロッキングする。自宅にあるドライヤーでは10分35秒掛かったところ、Acerpure Beauty AIイオンスタイリングドライヤーでは8分10秒で乾かせた。
ヘアドライが面倒で「洗髪をキャンセルしたい」なんて声をSNSで見掛けることがあるし、筆者もそう感じるのだが、掛かる時間が10分切るのであれば「アリ」である。
クイックドライノズルが軽いこともあり、使っていて腕が疲れるということはなかった。本体がスティック状であることや電源コードが360度回転するおかげで、Acerpure Beauty AIイオンスタイリングドライヤーを好きな角度に持ち替えたりクルクル回したりしながら、確実に乾かしたい箇所へ風を当てられるのも使い勝手が良いと感じた。
完全に乾いたところで、“ヘアセット”も試すことにした。果たして、髪の毛をセットしたことのない人にでも扱えるのだろうか。と、その前に付属アタッチメントについて紹介しよう。
吹き出し口はあるものの、反対側に吸気口がないため、ヘアドライ中に髪の毛を巻き込む恐れがない。先ほど触れた通り、軽いので使っていて疲れづらいのが魅力だ。
頭皮を乾かした後に、髪全体を梳かしながら乾かすのに便利だ。これにより絡まることなく髪の毛を乾かせる。あくまでも、乾かすためのものであり、ストレートアイロンのような役割をするわけではないことに注意が必要だ。
ゆるふわウェーブや内巻き、あるいは外ハネヘアを作るのにつかう。温風を当ててから冷風に切り替えるとスタイリングの持ちが良くなる。
前髪など、小さなカールを作るのに使う。経が小さく、ブラシのピンが密に生えているので、短い毛でも捉えやすい。
髪の根元を立ち上げて、ボリュームを出すのに使う。髪のボリュームを出すためにくしで逆毛を立てる方法もあるが、エアーボリューマイザーではキューティクルに沿ってブラシを動かすので髪の毛を傷めづらい。逆毛を立てることで髪が細ってしまっているのであれば、これを使わない手はない。
風の力で髪の毛を自動的に巻き付けてカールを作れるアタッチメントだ。左巻と右巻があるので、内巻きにしたいのか、外巻きにしたいのかで使い分ける。巻きたい部分を完全に巻き取ったら温風を当て、次いで冷風に切り替えて固定する。
まず試したのはウェーブブラシだ。毛先を自然にカールさせたい。目指すのは“自然な毛束感”だ。
次に、最も期待していたオートラップカーラーを使っていきたい。
初めてでも、これだけうまくいくものかと驚いた。しかも、髪の毛にツヤが出ているのが分かる。
なぜ髪を傷めることなく、これだけ早く乾かしたり、しっかりセットしたりできるのだろうか。それは、風と一緒に高濃度マイナスイオンが噴出すること、また1秒間に1000回以上温度を測定して75度になるよう温度をコントロールすることにより、髪をケアする機能を搭載していることによるものだ。必要以上に温度を上げることなく、髪をセットしたり乾かしたりすることができる。
風量についても触れておきたい。Acerpure Beauty AIイオンスタイリングドライヤーは静音性の高いハイスピードブラシレスDCモーターを搭載している。モーターの速度は毎分11万回転で、毎秒16リットルもの風を送る。これにより、熱くなりすぎず、しかし十分な風量で髪を素早く乾かせる。
ブラシレスDCモーターは、その名の通りブラシがないため消耗する部品がなく、メンテナンス不要で長く使える。また、モーター音が小さく静かだという特徴もある。実際に使ってみて「予想外に静かだな」と感じた。
この静かさであれば、小さい子どものいる家や、活動時間のバラバラな家族がいる家庭でも、音を気にせず髪を乾かしたりセットしたりできるのではないだろうか。1人暮らしのアパートでも、隣や上の住人から苦情が来ることもなさそうだ。
Acerpure Beauty AIイオンスタイリングドライヤーは、クラウドファンディングサイトのCAMPFIREで5月12日から購入できる。お届け予定は7月だ。
さらに一般販売価格が3万9800円(税込)のところ、30人限定で1万9800円(完売御礼!)、さらに100人限定で1万9900円(特別追加割50%オフ)など、他にも2台セット割など、早めに申し込むと、お得に購入できる。
「Acerpure Beauty AIイオンスタイリングドライヤー」で、ハイクオリティーなドライヤーデビューをしてみてはいかがだろうか。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2025年6月30日