スマートフォンなどモバイル機器向けのアクセサリーでおなじみの「Spigen」(シュピゲン)が 、Nintendo Switch 2向けアクセサリーを多数発売する。実機で試してみた。
ついに待望の「Nintendo Switch 2」が発売された。先代モデルから約8年ぶりの登場とあって、発表前から大きな注目を集め、多くの販売店で抽選販売が行われるなど、しばらくはその話題で持ちきりになりそうだ。
そして、幸運にも本体を手に入れることができた人が次に考えるのは、「どのような周辺機器やアクセサリーをそろえるか」ということではないだろうか。
Nintendo Switch 2を外出先に持ち運んで使うのであれば、頑丈なケースは必須だろう。ケースに入れておくことで、不意の落下による破損に備えられるだけでなく、カバンの中で他の荷物と擦れて傷がつくのも防げる。
そこで今回注目したいのが、スマートフォンなどモバイル機器向けのアクセサリーでおなじみの「Spigen」(シュピゲン)が展開するNintendo Switch 2向けアクセサリーだ。
今回はNintendo Switch 2にSpigenの最新アクセサリーを装着してみたので、それぞれの特徴やメリットを紹介していこう。
「ラギッド・アーマー」は、SpigenのNintendo Switch 2向けケースの中でも、最も頑丈な製品だ。製品名にピンと来た人も多いかもしれないが、スマホ向けケースで展開しているラギッド・アーマーと同じで、少しミリタリーなデザインと肉厚のTPU素材を採用、見た目からも耐衝撃性や傷に強さを感じる。
本体左右に配置されるコントローラー部分「Joy-Con 2」の背面には大きめのグリップも成形されているので、携帯モードでは両手でしっかりと本体を握れるホールド感も魅力だ。
ケースの左右下部にはストラップホールがあり、付属のハンドストラップを取り付ければ、手首を通して万が一の落下にも備えられる。
ラギッド・アーマーを取り付けた状態では、Nintendo Switch 2背面のキックスタンドが利用できず、増した厚みによってTVモードで利用するドックにも置けなくなるが、持ち運びで使うことがメインであれば、ここまで徹底的に保護してくれるケースを選択するのは大いにアリだろう。
Nintendo Switch 2(日本語版)の本体価格は約5万円と決して安くはないため、小さな子供に買い与えるような場面でも安心感が非常に高い。
「デュアル・グリップ」は、持ちやすさや握りやすさ最重視のケースだ。形状は先に紹介したラギッド・アーマーに近く、左右にあるJoy-Con 2の背面に大型のグリップが備わっている。このグリップのおかげで、携帯モード時のホールド感は抜群にいい。
ラギッドアーマーとの大きな違いとして、装着時でも背面のキックスタンドやTVモード用のドックを使えるところだ。その分、ケースで保護される範囲は狭く、キックスタンドやドック接続に干渉する本体下部は大きく開いている。
本体の保護というよりは、ゲームプレイを快適にする「後付けグリップ」にイメージは近い。筆者は携帯モード時のホールド感においてラギッド・アーマーと大きな差を感じなかったため、家の外に持ち出す頻度でどちらのケースにするか選ぶといいだろう。
Nintendo Switch 2の本体やJoy-Con 2は、ここまで紹介したケースでしっかり保護できる。だが、一番傷つくことを避けたいのはディスプレイだろう。
ディスプレイをしっかり保護できるのが、ガラス保護フィルムの「Glas.tR EZ Fit」だ。こちらもケース同様に、スマホ向けのガラス保護フィルムとして聞きなじみのある人もいるだろう。
Spigenといえば、「GLAS.tR」の名で従来のPET樹脂にはない光沢感や指触り、そして高い保護性能を実現し、ガラス保護フィルムというカテゴリーを一躍人気のアクセサリーに成長させたメーカーだ。
もちろん、Nintendo Switch 2向けのGlas.tRも透明度は高く、指触りはとにかく滑らかだ。タッチパネル操作もスムーズに行える。
そして製品名に「EZ Fit」(イージーフィット)とある通り、ガラス保護フィルムの取り付けを誰でも簡単に行える仕組みが設けられている。
ガラス保護フィルムが専用の貼り付けキットにセットされているため、Nintendo Switch 2をはめこむだけで、ベストな位置でガラス保護フィルムが貼り付けられる。
しかも、ガラス保護フィルムも貼付キットも2セット入っている。これだけ簡単に貼り付けられるため失敗する可能性はかなり低いが、万が一失敗しても予備があるのはうれしい。念のため、Amazonの商品ページに掲載されている貼り付けマニュアルにも目を通しておくと、より安心して作業できる。また、しばらく使って割れてしまった場合でも、予備があればすぐに貼り替えられる安心感は大きい。
最後に紹介するのは専用ポーチ「クラスデン」だ。 クラスデンはNintendo Switch 2本体だけでなく、ゲームカードを最大10枚収納できる。さらに内部のミニポケットには、充電ケーブルやAppleのAirTagのようなトラッカーを収納することも可能だ。
Nintendo Switch 2は高価なだけに、もし万が一、どこかに置き忘れてくるようなことがあっては困る。金額はもちろんのこと、プレイ中のゲームデータなども失うとなれば、そのダメージは計り知れない。
AirTagのようなトラッカーを入れておくことで、もし置き忘れるようなことがあっても、スマートフォンに通知が飛んで気付ける。
もちろん収納ポーチとして、Nintendo Switch 2の保護性能も高い。ケース内部はベルベット素材のやわらかな保護パッドなので、本体を傷つける心配はない。
外側にも高品質なナイロンを使っており、手ざわりだけでなく頑丈さも兼ね備えている。さらにPUレザー製の持ち手と、スムーズな開閉が可能なYKK製ファスナーも採用と、使い勝手も抜群にいい。
Nintendo Switch 2もスマホと同じで、持ち運んで使うことを想定している“モバイル機器”だ。
スマホやタブレットなど、モバイル機器向けのアクセサリーを長年作ってきたSpigenだからこそ、持ち運ぶ機器をどのようにすれば保護できるか。保護した上でどれだけ使い勝手がよくなるかの工夫が随所に施されている。
ここまで紹介したように、ケースのラインアップも発売直後ながらさまざまなニーズに応えられるものがそろっている。Nintendo Switch 2をどう使っていきたいか、プレイヤー視点で欲しいものを選べる点もうれしい。
これからNintendo Switch 2を買う人も、既に購入できた人も、自分の使い方にあったベストなケースがSpigenにはあることを覚えておくといいだろう。
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提供:Spigen
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2025年6月27日