XPPenの液晶ペンタブ「Artist Pro 14／16」に第2世代が登場！ 世界初の“1万6384段階”筆圧検知できめ細かい描画を実現

XPPenが、ハイエンド液晶ペンタブレット「Artist Pro」の14型／15型モデルをモデルチェンジした。新モデルは、世界初となる1万6384段階の筆圧検知に対応しており、よりきめ細かい描画を実現できる。

[PR／ITmedia]

　XPPenは8月16日、液晶ペンタブレット「Artist Pro 14（Gen 2）」「Artist Pro 16（Gen 2）」を発売した。同社の直販サイトにおける販売価格（税込み）は、Artist Pro 14（Gen 2）が5万9800円、Artist Pro 16（Gen 2）が7万6980円となる。

Artist Pro 14とArtist Pro 16が第2世代に進化する

1万6384段階（16K）の筆圧検知に対応

　Artist Pro 14（Gen 2）とArtist Pro 16（Gen 2）は、XPPenの液晶ペンタブレットのハイエンドモデルとしては第2世代に相当する。付属ペンに最新の「X3 Proスマートチップスタイラス」を採用することで、従来モデルの2倍となる1万6384段階の筆圧検知を実現した。ここまで細かい筆圧検知を実現したのは、同種の製品としては世界初となる（XPPen調べ）。傾きは最大60度まで検知する。

　きめ細かい筆圧検知は、より正確かつ緻密な描線の一助となる。“手描き感覚”を求める、プロフェッショナル／ハイアマチュアの絵師の期待に応えてくれるだろう。

　本体の背面にはラバー付きの自立スタンドを備えているので、好みの角度で固定して使うのも簡単だ。

目に優しく色再現性に優れたディスプレイ

　「Nature Display」と名付けられた液晶ディスプレイは、Artist Pro 14（Gen 2）が14型（最大解像度：1920×1200ピクセル）、Artist Pro 16（Gen 2）が16型（最大解像度：2560×1600ピクセル）となる。アスペクト比を16：10としているので、縦方向により多くの情報を表示できる。

　フルラミネート加工によってペン滑りが良くなっている上、色域がsRGB比で99％、Adobe RGB比で85％と広めに取られている。絵師はもちろん、色再現性の高さが求められる動画／CGアーティストの利用にも最適といえる。

　このディスプレイには、ドイツTÜV Rheinland（テュフ ラインランド）の「Eye Comfort」認証を取得したブルーライト抑制機能も備えている。表示する色味への影響を極小化しつつ、長い時間画面と向き合う場合の疲労感を減らせる。

　なお、両モデルのポート類はUSB Type-C端子×2のみとシンプルである。うち1基は付属の「3-in-1ケーブル」に対応しており、映像出力に対応するUSB Type-C端子を備えないPCでも、HDMI出力端子と2基のUSB Standard-A端子を備えていれば接続可能だ。

便利な「ワイヤレスショートカットリモート」

　XPPenはBluetooth接続のリモコン「ワイヤレスショートカットリモート ACK05」をリリースしている。このリモコンは物理ダイヤルと10個のカスタムキーから構成されており、クリエイティブツールのショートカット操作などを割り振ることで、作業の一層の効率化を図ることができる。このリモコンはコンパクトなので、ノートPCと一緒に持ち運びやすい。

　今回登場するArtist Pro 14／16（Gen 2）には、このリモコンが標準で付属する。別途買う必要がないことはありがたい。

今までの液晶ペンタブが過去になる!?

　Artist Pro 14／16（Gen 2）は、世界初となる1万6384段階の筆圧検知に対応するX3 Proスマートチップスタイラスによって、今までにない描き（書き）味を実現している。画面一体型のペンタブレットを探している人は、ぜひチェックしてみてほしい。