
Rating Policy:12.1型サブノートPC
|
 |
 |
|
PCUPdateのレビューでは、製品分野ごとに複数の評価項目を設定し、各項目を10点満点で採点しながら製品を評価しています。
評価項目は、「技術評価」と「総合評価」に大別されます。
技術評価では、同じジャンルに属する製品はすべて同じ基準で採点します。これは、製品の位置付けや対象ユーザー、価格政策といったマーケティング的な要素に左右されずに、対象製品の性能や能力を純粋に評価するためのものです。
これに対し、総合評価では、対象製品の性能や能力に加えて、想定用途や対象ユーザーとのマッチング、ユーザーベネフェット、コストパフォーマンスなども考慮し、製品全体の完成度を評価しています。たとえ技術評価点が低くても、それを補って余りある長所・特長を備えた製品の場合は、総合評価が高く採点されます。
評価点は評価時点の点数であり、時間経過にともなう相対変化は考慮していません。したがって、半年後に評価を行った場合は、同じ製品でも(その時点での価格や他製品との相対的な比較によって)評価点が変わる可能性があります。
技術評価項目は、対象製品のカテゴリによって異なります。これは、重視される項目がカテゴリによって異なるからです。12.1型サブノートPCでは、下記の5項目について評価を行いました。
評価点は一般的なレビューよりも低めに採点しています。これは製品の差をきちんと付けるためです。5点以上であれば実用上問題はないと考えていいでしょう。8点が付けられた項目は合格点に十分達しています。一方、4点以下の場合は、評価者はその項目に重大な問題があると考えています。
各技術評価項目の注目点を列記します。
携帯性
携帯性は形状、大きさ、重さなどの要素を勘案して採点します。ただし、この項目にはバッテリ持続時間などの要素は含まれません。
パフォーマンス
CPU、グラフィックス、メモリ、HDDなど、パソコンとしての基本性能を評価しています。プロセッサ速度だけでなく、標準搭載メモリ時の動作レスポンスなども含めて評価を行います。もちろん、ハイパフォーマンスな製品ほど高得点となります。
操作性・堅牢性
キーボードやポインティングデバイス、画面の視認性、各種スイッチ類の配置などを総合的に判断して採点します。また、筐体の剛性も評価しています。
拡張性
拡張ポートやスロット類、画面出力などに加え、付加機能を含めて採点を行います。
バッテリ性能
容量あたりの持続時間(省電力性)と絶対的なバッテリ持続時間、それにバッテリ構成の柔軟性を総合評価して採点を行います。
[ITmedia]
|
|