PCUPdate：Rating Policy：一眼レフデジタルカメラ

> レビュー		2003年5月26日　03:00 PM 更新

　PCUPdateのレビューでは、製品分野ごとに複数の評価項目を設定し、各項目を10点満点で採点しながら製品を評価しています。

　評価項目は、「技術評価」と「総合評価」に大別されます。

　技術評価では、同じジャンルに属する製品はすべて同じ基準で採点します。これは、製品の位置付けや対象ユーザー、価格政策といったマーケティング的な要素に左右されずに、対象製品の性能や能力を共通の尺度で評価するためです。

　これに対し、総合評価では、対象製品の性能や能力に加えて、想定用途や対象ユーザーとのマッチング、ユーザーベネフィット、コストパフォーマンスなども考慮し、製品全体の完成度を評価しています。たとえ技術評価点が低くても、それを補って余りある長所・特長を備えた製品の場合は、総合評価が高く採点されます。

評価点は評価時点の点数であり、時間経過にともなう相対変化は考慮していません。したがって、半年後に評価を行った場合は、同じ製品でも（その時点での価格や他製品との相対的な比較によって）評価点が変わる可能性があります。

技術評価項目は、対象製品のカテゴリによって異なります。これは、重視される項目がカテゴリによって異なるからです。デジタル一眼レフのカテゴリーでは、下記の7項目について評価を行いました。

評価点は一般的なレビューよりも低めに採点しています。これは製品の差をきちんと付けるためです。5点以上であれば実用上問題はないと考えてください。8点以上が付けられた項目は、多くの人にとって高い満足度が得られると想定されます。一方、4点以下の厳しい点数の場合、評価者はその項目に重大な問題があると考えています。

　各技術評価項目の注目点を列記します。

　形状やデザインが製品コンセプトを具現化しているかどうか。また道具として使いやすいデザインかどうかを考慮します。

　カメラおよびデジタル部の使いやすさや、操作に論理的な整合性があるかどうか。また直感的に操作できる製品は採点を高くしています。

　解像度、コマ速度、連写性能、応答性能などライバル機種との違いを比較。オリジナル機能があればプラス評価とします。

　撮影した写真の画質のほか、撮影シーンに適した性能を備えている製品を重視しています。

　バッテリの種類やチャージスピード、撮影枚数などを評価します。

　RAW展開性能や画像処理ソフトについて評価しています。

　基本撮影に必要な機材を揃えた場合にどのように違ってくるかを評価。また一眼レフに特有の専用レンズなども紹介します。

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