Easy CD & DVD Creator 6――フォトレタッチからDVDライティングまで対応する統合型CD/DVDライティングソフト(2/4)これらの処理を行った後にディスクを取り出せるようになる。一連の流れはとてもわかりやすいので、今まで「パケットライティングは使いにくくてどうも……」と思っていた人でも気軽に使えるはずである。
DVD BuilderもEasy CD & DVD Creator 6で新たに搭載された機能で、DVDを作成するためのDVDオーサリングソフトがそのまま同梱されていると考えればよい。いろいろなソフトウェアをワンパッケージにまとめたスイート製品では機能を省略したものが付属していることが多いのだが、DVD Builderは市販のDVDオーサリングソフトと比べても遜色はない。 デジタルビデオ(DV)やアナログビデオの取り込みから、MPEG1/2などのマルチメディアファイルの読み込み、ビデオの編集やトランジションの設定、メニューの作成、プレビュー、記録型DVDへの書き込みまでをサポートしている。DVカメラなどで撮影したデジタル素材がとりあえずあれば、あとはDVD BuilderだけでDVD-Video形式のDVD-R(あるいは他の記録型DVD)を作成することができる。 プロ向けのオーサリングソフトにはさすがにかなわないが、トランジションを20以上搭載するなどかなり本格的であり、また、DVD VRフォーマットをサポートしたことによって、DVD VRレコーディングされた素材を直接DVD+RWディスクからロードできるなど、他のオーサリングソフトにはない機能すらある。もう1つ、DVD+VRレコーダーに直接リアルタイムレコーディングできる機能を備えているのも珍しい。ビデオテープなどの素材をそのままディスクに記録するのに便利だという。
DVD Builderはトランジションを数多く揃えるなどかなり本格的(プレビューでトランジションのテスト中)
従来のEasy CD Creator 5ではSound EditorやSoundStream2によってリッピングや編集を行っていたが、これがAudioCentralというカテゴリにまとめられた。この中に、
という4つのソフトウェアが集められている。 AudioCentral Playerはもっとも中心となるソフトウェアで、音楽CDのリッピング、MP3/WMAへの変換、再生からCD-R/RWへの書き込み、CD-TEXTのサポートなど、オーディオに関するあらゆることを行ってくれるツールである。
AudioCentral PlayerでMP3へ変換する 気の利いたところでは、リッピングしたオーディオデータの音量レベルにばらつきがある場合に、すべてのトラックを一定の音量レベルに調整し直す「音量レベルの適用」や、ライブなど切れると不自然な場合に任意のトラック間の継ぎ目をなくしたり、フェードイン/フェードアウトさせたりする「トラック間効果の編集」など、オーディオCDを作成するときのちょっとした不便を解消してくれる機能が付いている。
音量レベル機能でばらつきのある曲間の音量レベルを調節できる AudioCentral Media ExplorerはAudioCentralのメディアライブラリを操作するソフトで、デジタルオーディオ管理に特化したWindowsのエクスプローラのようなアプリケーションである。 [河野寿, ITmedia ] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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