> ニュース 2003年6月23日 02:39 PM 更新
IDG

HP、Gatewayが“Windows Mobile”PDAをリリース

HPとGatewayがMicrosoftの新OS“Windows Mobile”に対応しPDAを発表した。HPのiPaqは全ラインアップがBluetooth、SDIO搭載、ハイエンドモデルには802.11b機能と指紋認証が組み込まれる。

 GatewayとHewlett-Packard(HP)は6月23日、MicrosoftのWindows Mobile Software 2003発表に合わせ、新ハードウェアをリリースした。

 GatewayはこれがPDA市場への参入となるが、製品出荷は7月になる。HPはBluetooth、SDIO拡張スロットが組み込まれた新iPaq数モデルを発表した。他のベンダーもMicrosoftの新OSに対応したモデルを発表すると予想される。

 Gatewayのハンドヘルド機は400MHzのXScaleプロセッサ(Intel製)で、3.5インチ液晶で、価格は300ドルから350ドルを予定しているという。詳細なスペックは製品出荷時に改めて発表すると同社では述べている。

 HPのハンドヘルド機はBluetooth機能を内蔵し、Bluetoothまたは赤外線対応プリンタから文書の印刷を行うソフトウェアが組み込まれるという。全モデルが今後2週間以内に発売される予定。

 h1940は前モデルのh1910と同サイズ、同重量だが、プロセッサスピードが200MHzから266MHzのSamsung Electronics製プロセッサへと変更されている。h1910では200MHzのXScaleプロセッサが使われていたが、新モデルで使われているSamsung製チップの性能はXScaleでいうと300MHzから400MHzのものに相当し、400MHzのXScaleよりも価値がある、とHPでは述べている。

 Samsung製プロセッサにはグラフィックコントローラ、メモリ管理機能が統合され、PDAのマザーボードの部品点数を減らすことが可能だと、HPでは説明する。

 h1940は3.5インチのディスプレイ搭載で、64MバイトのSDRAMを搭載。価格は299ドルだ。本体重量は124g。

 h2210はh1940とほぼ同じサイズで、CF拡張スロットが付属し、Wi-Fiやデジタルカメラ、拡張メモリなどを搭載可能だという。価格は399ドルで、400MHzのXScaleプロセッサを搭載。メモリは64Mバイトで、リモコン機能もある。

 ハイエンドモデルのh5150とh5550はオリジナルのiPaqデザインに基づいており、古いiPaqの拡張カードをそのまま利用可能だ。どちらも400MHzのXScaleプロセッサと3.8インチのディスプレイを搭載する。h5150は32Mバイトのフラッシュメモリと64MバイトのSDRAMを搭載。価格は549ドル。h5550は48Mバイトのフラッシュメモリと128MバイトのSDRAM、802.11b無線LANチップを内蔵し、セキュリティ用に指紋認証機能も搭載している。価格は649ドル。

[Tom Krazit, IDG Japan]

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