OS XのX11版OpenOfficeがGMにオープンソースのオフィススイート、OpenOfficeのMac OS X対応版が正式版となった。ただし、利用するにはX Window System 11が必要だ。
OpenOffice.orgは、OpenOffice 1.0 for OS Xがゴールデンマスターになったことを発表した。OpenOffice.orgのウェブサイトからダウンロード可能である。 OpenOfficeはオフィス・プロダクティビティアプリケーションのスイート製品を提供するオープンソースプロジェクト。ワードプロセッシング、表計算、マルチメディアプレゼンテーション、イラストレーション、そしてコンテンツをデータベースと接続するためのツールも提供される。 OpenOfficeを動かすにはUNIXシステム向けのグラフィカルインタフェースシステムであるX11互換のウィンドウシステムが必要で、AppleはMac OS X用のX11を公開している。 「OpenOffice.orgが他のプラットフォームと同様の主要な機能と使いやすさは提供しているが、現在のバージョンは従来のMac OS Xが持つユーザーフレンドリーなアプリケーションではない」とOpenOffice.orgでは警告している。「このビルドは、Darwinのコミュニティと、UNIXに詳しいMac OS Xユーザーコミュニティ向けのものだ」とOpenOffice.org。 OpenOffice for OS Xは現在ではX11が必須だが、それは変わる。OpenOffice.orgでは既にロードマップをウェブサイトに提示しており、Mac OS XのQuartzレンダリング環境を利用し、Apple ComputerのAquaユーザーインタフェースをサポートする完全にネイティブなMac OS Xバージョンを開発する計画だ。さらに、コードベースを最新の1.1にする予定だという。 ダウンロードへのリンクを含めた詳細な情報はOpenOffice.orgのウェブサイトから。 [Peter Cohen, IDG Japan] Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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