Appleの第3四半期売り上げはアップ、しかし純利益は下落Appleの第3四半期実績は、iPodやiTunes Music Storeによる音楽関係の販売が後押しし、純利益は下がったものの、アナリストの予想を上回るものになった。
Apple Computerが7月16日に発表した第3四半期決算は前年同期比で8%伸びたが、純利益では前年割れした(今日の記事参照)。 6月28日締の第3四半期売上高は前年同期の14億3000万ドルから15億5000万ドルに伸びた。しかし、利益は前年同期の3200万ドル(1株当たり9セント)から1900万ドル(1株当たり5セント)に落ち込んだ。 Thomson First Callによるアナリスト予測ではAppleの第3四半期は14億9000万ドル、1株当たり利益は3セントとなっていた。 Appleが出荷したMacintoshと他のハードウェアの台数は第2四半期の71万1000台から77万10000台に伸びた。ただし、前年同期の出荷台数である80万8000台からは落ち込んでいる。 出荷全体が落ち込む主な要因になったのは、iMacデスクトップの不調で、第3四半期の出荷台数は前年同期の37万8000台に対し、28万7000台と低調だった。しかし、ノートブックであるPowerBookの出荷台数は71%アップ、そしてiPodをはじめとする周辺機器からの売り上げは93%アップしており、台数全体を引き上げている。 他のPC業界と同様に、Appleのビジネスも相当な部分をモバイルコンピュータにシフトしている。第3四半期に売られたMacintoshのうち、46%がモバイルPCだったとAppleの最高財務責任者(CFO)であるフレッド・アンダーソン氏は発表後のカンファレンスコールで説明した。 音楽は第3四半期の売上高アップに少なからず貢献した。Appleは第3四半期で500万曲をiTunes Music Storeを通して販売し、これまで650万曲を販売しているとアンダーソン氏。これは音楽販売を始めて最初の四半期だが、その結果には満足していると同氏は話した。 同社は第3四半期で30万4000台のiPodを販売したとアンダーソン氏。Appleは今期、iPodの最新モデルを発表した。 Appleは第4四半期には売上高、純利益ともに若干の伸長を期待しているとアンダーソン氏は述べた。 [Tom Krazit, IDG Japan] Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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