> コラム		2003年7月31日　11:21 PM 更新

“挑戦者”求む――世界最小USBメモリ「EasyTank」はどこに消えた？

アイ・オー・データの「挑戦者」ブランドから登場した世界最小のUSBメモリ、「EasyTank」。キラキラの青色LEDがきれいですが、超ミニサイズなので、どこかに行ってしまいそうなのがちょっと心配。例えばこんな散らかった机だと……。見つけてくれた人には1枚プレゼント。

　アイ・オー・データ機器の「挑戦者」ブランドから、またユニークな製品が登場しました。世界最小・超軽量というUSBフラッシュメモリ「EasyTank」です。本体サイズは13.55×4.55×32ミリ。重さも4グラムで、まず最初に「なくしそう！」と心配になってしまったほどの超ミニサイズ。小型化を追求したためか飾りは一切なく、ぱっと見たところ何かの部品のようです。全くもってUSBメモリには見えません（笑）。

百円玉2枚程度の厚さ

　でも使い方は、フツーのUSBメモリと全く同じですから安心を。PCのUSBポートに差し込むだけですぐに使えます（Windows 98/SEではドライバのダウンロードが必要です）。インタフェースはUSB 1.1です。

　何の飾りもない「EasyTank」ですが、“おしり”には青色のLEDが付いていて、アクセス時にはLEDが素早く点滅します。それ以外でも、接続中はゆっくり点滅し続けるところなんか、なんだか一生懸命、存在をアピールしているような感じ。余っているUSBポートすべてに「EasyTank」を差したら、キラキラ光ってきれいだろうなー。青色LED以外を採用したバージョンがあったらもっとすてきかも、なんて考えてしまいました。

きれいに輝くブルーLED

　形状は、USBコネクタの口の部分がわずかに細くなっているだけで、ほぼ直方体。おっちょこちょいの私なんか、急いでいたらLED側を差そうとしてしまいそう。本体はプラスチックなどで覆われておらず、金属がむき出しです。ですから、使用中はちょっと熱くなりますが、さわっても火傷するような熱さではありませんから大丈夫。

　また「EasyTank」は、とっかかりが何もなく、長さも普通のUSBメモリより短いため、ケーブルまみれのパソコンの背面に差すときや、Macintoshキーボードに付いているUSBポートなどに差す場合、少々抜き差ししにくいかも。

手を伸ばしてパソコンの後ろ側に差すのはちょっと大変？

Macintoshキーボードに一体化。ちょっと引き抜きにくいかも

ノートPCならラクラク接続

　なお、本体にはストラップホールやキャップなどは付いていません。乱雑な机の上や引き出しの中などでは、見失わないよう注意が必要です。その代わり、着せ替えシールが付いているので、これを張って素っ気ない外装をグッと派手にしたら発見しやすいかも。また、大きさが合えば市販のシールもOKでしょう。

お茶目な着せ替えシール

あれ？　似てる（笑）

　「EasyTank」の筐体はシンプルですから、自分で外装を作れるのも大きな利点。デザインも大きさも色も、自分好みに“カスタマイズ”できます。オリジナルキャップやケースなどを自作してもよさそう。

　でも、あまり変な筐体にすると、かえってポートに差しづらくなるので、その点は気を付けたいところ。不器用な私は、駄作ばかりを作り続けてしまいました。あぁ、挑戦者から「EasyTank」の“ガワ”が出ないかなぁ。

「EasyTank」を捜せ！（クリックしたら拡大します）

　さて、そんなことを言っていたら、タダでさえ乱雑なZDNet編集部内でも、絶望的に「ウッディ・アレン」タイプと言われるK記者の机の上で、私のかわいい「EasyTank」を見失ってしまいました。

　前回出演した時には、実はちょこっと片付けてあったらしく、今回、机の上はさらに“絶望度”を増しています。いったい私の「EasyTank」はどこにいったのでしょう？

　見つけてくれた方、お1人に、挑戦者様のご好意により「EasyTank」をプレゼントいたします。「EasyTank」の在りかと、住所、氏名、職業、どのようなガワを作成してみたいかを明記のうえ、Webよりご応募ください。〆切は8月10日です。

関連リンク
「EasyTank」製品情報
挑戦者

[北村明子, ITmedia ]

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