QuarkXPress 6のデモ版が公開QuarkXPress 6のMac OS Xネイティブ版デモがQuarkのサイトで公開された。容量は103Mバイト。
Quarkは同社の旗艦DTPソフトウェア、QuarkXPress 6のデモ版をリリースした。 QuarkXPress 6 for MacintoshはQuarkのページレイアウト用ソフトの最新版。Mac OS Xでネイティブ動作する初めてのバージョンとなる。クリエイティブ関連企業が新OSに乗り換えないのは、QuarkのMac OS X版が登場しないからだと長い間言われてきた。また、このために多くのクリエイティブプロフェッショナルがQuarkXPressを捨て、Adobe InDesignへ流れたと言われている。 QuarkとAppleは6月中旬にAppleのクパティーノ本社内キャンパスでQuarkXPress 6を共同発表し、Appleのワールドワイド・プロダクトマーケティング担当副社長、フィル・シラー氏は「2社の友情は復活した」と述べた。 QuarkXPressの新バージョンはプロジェクトファイル、プロジェクト内の複数のレイアウトでコンテンツを共有する「テキストの同期」、フル解像度によるプレビューモード、複数のアンドゥーをはじめとする新機能が加わっている。 QuarkはこのデモをQuarkXPressの機能制限付き「完全動作版」としている。例えば、印刷出力には“QuarkXPress Demo”が上書きされ、枚数も5枚に制限される。Mc版のデモではPostScriptプリンタのみに対応。Save、Save As、Save Page as EPS、New > Library、Collect for Outputのコマンドは利用できない。ウェブのドキュメントにも“QuarkXPress Demo”が上書きされ、HTMLへのエクスポートはできない。 デモ版をダウンロードするためには、まず名前、住所などのアンケートに答える必要がある。デモ版の容量は約103Mバイト。ブロードバンド環境にないユーザーは、Quarkのカスタマーサービスに電話をしてCD-ROMを送ってもらうこともできる。電話番号は米国800.676.4575。 [Peter Cohen, IDG Japan] Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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