> ニュース		2003年8月11日　06:27 PM 更新

“AppleMaster”のタップダンサー、グレゴリー・ハインズ氏が57歳で死去

バリー・ホワイト氏に続き、Macユーザーになじみの深いエンターティナーが亡くなった。タップダンサーのグレゴリー・ハインズ氏である。

　Tony賞受賞のダンサー、俳優のグレゴリー・ハインズ氏が8月9日、がんのため、ロサンジェルスで死去した。57歳だった。

　ハインズ氏はブロードウェイのステージでキャリアを積み、Tony賞のノミネート、最優秀男優賞を受賞している。80年代、90年代には数多くの映画、テレビショーに出演した。Emmy賞のノミネートも複数回を数え、Daytime Emmy賞を受賞している。

　ハインズ氏は90年代後半に自分自身の名を冠したホームコメディに出演し、NBCの“Will And Grace”では主人公ウィルの嫌な上司、ベン・ドゥーセットを演じた。ハインズ氏は優れた監督、プロデューサーでもあった。

　Apple Computerはハインズ氏にAppleMasterの称号を与えた。AppleMasterは90年代に「Appleのテクノロジーを使い、世界をよいものにした」著名人に対して与えられた。ハインズ氏はMacworld Conference & Expoに何度か参加し、PowerPCベースのラップトップが貴重だったころに、その利点をステージで称賛した。

[Peter Cohen, IDG Japan]

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