> ニュース		2003年8月11日　01:11 PM 更新

Planarがタッチスクリーン液晶ディスプレイのMac対応を準備中

情報キヨスクなどの利用を目的としたタッチスクリーン型液晶ディスプレイのメーカーであるPlanar Systemsは、Mac OS用ドライバを開発中である。

　ディスプレイメーカーのPlanar Systemsは8月7日、タッチスクリーン液晶ディスプレイの新製品を発表した。当初はWindows PCのみ対応しているが、MacCentralが得た情報によれば、Macサポートも行われる予定だ。

　新しいPTモデルは15インチ、17インチ、19インチが用意されており、接触抵抗システムによりインタラクティブ情報キヨスク、POS端末、マウスやキーボードよりも直接操作する方法のほうが好まれる場所での利用に適している。

　Planarの新しいタッチスクリーン・ディスプレイのインタフェースはVGAで最新のPower MacやPowerBookのほとんどで動作するが、一部はDVI-VGAケーブルが必要な機種もある。19インチディスプレイはDVI入力もサポートしている。また、VESA互換のアームスタンドに対応しており、壁掛けも可能である。

　15インチの画面で1024×768ピクセルの解像度を持つPT150MUは400：1のコントラスト比を持ち、価格は699ドル。17インチの画面で1280×1024ピクセルの解像度を持つPT170MUは500：1のコントラスト比を持ち、価格は949ドル。19インチの画面で同じく1280×1024ピクセルの解像度を持つPT191MUは500：1のコントラスト比を持ち、価格は1299ドル。

　タッチスクリーンの入力にはUSBを利用しており、出荷時にはWindowsの各種バージョンに対応している。Planarによれば、Macのサポートは準備中であるという。

　「Planarはドライバを開発中で、3カ月以内にPTライン全製品でMacをサポートする予定だ」と同社の広報はMacCentralに述べた。

[Peter Cohen, IDG Japan]

Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.

---