> ニュース 2003年8月19日 05:53 PM 更新
IDG

Apple、Power Mac G5を出荷開始、大停電の影響はなし

AppleのPower Mac G5が予定通り出荷開始された。Mac OS X 10.2.7が搭載された新システムについて、ハード担当副社長らが語る。

 Apple Computerは8月18日、最新のデスクトップコンピュータ、Power Mac G5のシングルプロセッサモデルが出荷開始となったことを発表した。デュアルプロセッサ構成の2GHzモデルは今月末に出荷される。Power Mac G5は6月に開催されたWorldwide Developers Conference(WWDC)で初めて披露された。AppleはG5を「世界最速のパーソナルコンピュータ」と称している。Appleは新しいデスクトップに、Power Mac G5の最新技術を活用するためのMac OS Xアップデート版を組み込んでいる。

 「これはパーソナルコンピューティングの新しい時代の幕開けだと信じている」とハードウェア・プロダクト・マーケティング担当副社長のグレッグ・ジョズウィアック氏は述べた。

 Appleは発表以降、Power Mac G5のの予約が10万台を超えたことを明らかにした。Appleの幹部はこのモデル構成については明かさなかったが、現時点での予約台数については満足しているという。

 「すべてのモデルが順調に推移している。結果についてはこれ以上の喜びはない」とジョズウィアック氏。

 このシステムには6.4Gバイト/秒のスループットを持つ400MHzの128ビットDDR SDRAMが搭載され、64ビットのPCI-X拡張スロットが133MHzのものが1基、100MHzが2基、そしてAGP 8x Proが組み込まれている。プロセッサは1GHzのフロントサイドバス(FSB)が採用され、16Gバイト/秒のバンド幅を持つ。

 新Power Macの心臓部にはAppleとIBMで共同開発されたPowerPC G5プロセッサが使われている。これは64ビットプロセッサで32ビットアプリケーションをフルにサポートし、215個の命令を同時実行できる並行処理アーキテクチャ、倍精度の浮動小数点ユニットを2基、そして最適化されたVelocity Engineを備えている。同プロセッサは対称型マルチプロセッシング(SMP)もフルサポートしている。

 先週発生した大停電のせいで、ニューヨーク州イーストフィッシュキルにあるIBMの製造工場の一つが操業停止に追い込まれたため、G5に影響が及ぶのではないかという観測がなされたが、Appleによれば製造に関する影響はなかったという。

 「製造には停電の影響はなかった。スケジュール通りに進行している」とジョズウィアック氏。

 Power Mac G5はMac OS X Jaguarのアップデート版である10.2.7がインストールされて出荷される。このアップデートにはG5で強化されたテクノロジーに対応している。Appleは既存のMacintoshコンピュータ向けにこのアップデートが提供されるかどうかについてはコメントを拒否した。

 「このバージョンのJaguarはPower Mac G5の64ビットテクノロジーを利用でできるように最適化されている」とPower Macプロダクトマーケティング担当ディレクターであるトム・ボーガー氏は述べた。

 「カーネルはメモリ拡張を利用できるようにアップデートされており、ベクターライブラリ、マスライブラリが最適化されている」とジョズウィアック氏。「これらのライブラリへのダイナミックリンキングを行っているアプリケーションであれば、リコンパイルなしで自動的に恩恵を受けることができる」と同氏。

 G5の情報と価格に関してはAppleのウェブサイトで。

[Jim Dalrymple, IDG Japan]

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