> レビュー 2003年9月19日 08:36 PM 更新

社運を賭けた最終兵器――オリンパス E-1(3/3)


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E-1:作例

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・作例1「花壇」


<撮影データ>使用レンズ:ズイコーデジタル14〜54ミリ F2.8〜3.5、焦点距離:54ミリ、絞り優先AE(F3.5、1/1600秒)、EV補正なし、ISO感度:100、WB:オート(オリジナル画像はこちら

 ターミナル駅前の花壇を色の標本代わりに撮影。晴天の日光が直射していたが、ハイライト飛びも見られず良好な光を拾っている。絞りを開放にしたが、イメージした深度とは異なる結果が得られた。画面中央部以外はもう少しボケると思ったのである。しかし解像感と色味は満足できる内容だ。AFも素早く、しっかりと合っている。

・作例2「青空」


<撮影データ>使用レンズ:ズイコーデジタル14〜54ミリ F2.8〜3.5、焦点距離:14ミリ、絞り優先AE(F22、1/50秒)、EV補正なし、ISO感度:100、WB:オート(オリジナル画像はこちら

 台風一過の東京上空を見上げると、青い空と白い雲がオフィスビルの窓ガラスに映り込んでいた。『鮮やかな色だ』と感じた色をそのまま再現してくれたこの発色には満足している。

 この作例は35ミリフィルム換算で28ミリの広角の図であるが、正直なところ、もう少しワイドが欲しい。フォーサーズシステムの拡充を待つしかない。

・作例3「駅前」


<撮影データ>使用レンズ:ズイコーデジタル14〜54ミリ F2.8〜3.5、焦点距離:14ミリ、絞り優先AE(F20、1/40秒)、EV補正なし、ISO感度:100、WB:オート(オリジナル画像はこちら

 駅ビルの地上8階から向かいのビルを撮影。ズームを一番ワイドにして絞り込む。ビルの輪郭を見ると、かなり広角の絵柄になったことがわかる。細かなところまで描写しているが、彩度はやや低めである。ハイライト部にグリーン系の疑色が見られるが、これはKodakのCCDの特性なのか、β機であることに起因するものなのかは分からない。

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[島津篤志(電塾会友), ITmedia ]

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