> ニュース 2003年9月26日 09:21 PM 更新

PCI、IEEE 802.11g対応の無線ルータ新製品「BLW-04FMG」


 プラネックスコミュニケーションズは、IEEE 802.11g対応のブロードバンドルータ「BLW-04FMG」を発表した。有線部のスループットは最大91Mbps。無線LAN部はフレームバースト機能「PRISM Nitro」にも対応した高速モデルだ。


本体サイズは180(幅)×29.3(奥行き)×150(高さ)ミリ。重量は525グラム

 BLW-04FMGは、4つの有線LANポートと無線アクセスポイントを内蔵した無線ルータ。UPnP、2セッションまでのPPPoEマルチセッション、VLAN機能などをサポートしている。

 VLAN機能は、LAN側ポートを論理的に複数のグループへ分割するポートベースVLANだ。同じグループ内の通信は可能だが、異なるグループに属するポート間の通信はできないため、プライバシーの保護やウイルスの2次感染を防ぐ手段として利用できる。

 また、セキュリティ関連機能では、動的にポートを制御するステートフル・パケット・インスペクション(SPI)対応パケットフィルタリング、不正アクセス検出機能などを装備した。パケットフィルタリングは、細かいパラメータ設定が可能だという。

 ユニークなのは、新しいファームウェアが公開されたときにメールで告知してくれる「新ファームウェア公開お知らせメール機能」。ルータが毎日一回プラネックスサイトにアクセスし、そのとき公開されている最新のファームウェアバージョンを取得する。そのバージョンが使用中のファームウェアより新しい場合は、あらかじめ設定したメールアドレス宛にメールを発信するという。

 このほか、VPNパススルー機能(IPsec/PPTP/L2TP)やDynamic DNSの自動更新機能なども装備。Dynamic DNSは「MyDNS.JP」「DynDNS.org」「Dynamic DO!.jp」の3サービスが利用できる。

WPAへの対応も予定

 無線LANチップにはPRISMを採用し、通信速度を向上させるフレームバースティング機能「Nitro」にも対応した。

 無線LAN部のセキュリティ機能も充実している。64bit/128bitのWEP暗号化やMACアドレスフィルタ機能はもちろん、ESS-IDのステル ス機能を装備。なお、ファームウェアアップデートによるWPA(Wi-Fi Protected Access)の対応も予定しているという。

 BLW-04FMGの発売は10月下旬。価格はオープンプライスだが、1万7800円程度で販売される見込みだ。

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