Appleのノートブックシェア、上昇Appleのノートブックシェアが躍進している。PowerBook G4とiBookの新製品が好調で、しかも価格がこなれてきたのが要因だ。(IDG)
調査会社IDCがMacworkd UK誌に語ったところによれば、Apple Computerは2003年第2四半期における世界のノートブックPC市場で、今世紀では最大のシェアを獲得した。 Appleは第2四半期、世界のノートブック市場の4.1%を獲得。前期の3.5%からアップし、前年同期の3.7%からもアップしている。Appleの世界におけるノートブックベンダー順位は第9位。 Appleは同期、米国のノートブック市場では7.0%を獲得。IDCによれば、世界のノートブック売り上げは前年同期比で22.4%伸びており、米国の伸び率は18%である。 この動きはノートブックコンピュータのシフトを反映したものだとIDC。同社の調査アナリスト、イアン・ギブズ氏は、高機能ノートブックの価格下落によりこの分野は伸びていると指摘している。 「ノートブックはすべての市場でデスクトップPCのシェアを奪い、伸長している」と複数のアナリストは認めている。 英国では、Appleのノートブックシェアは過去最高の3.8%を獲得した。前期は3.4%前年同期は3.6%であった。 これは、Appleにとって大幅な業績好転だ。2001年第1四半期には同社のシェアはわずか0.9%しかなかったのだ。シェアアップの要因は、PowerBook G4、高速化されたiBook、そして競争力のある価格で製品を提供できたことだ。
英国の教育市場もAppleにとって重要なものの一つで、IDCは大きな可能性を持つと見ている。Appleは2003年第2四半期、ノートブックベンダーとしては第4位となり、英国教育市場のうち7.9%を獲得した。デスクトップ、ノートを合わせた市場シェアは5.4%。 ギブズ氏は英国教育界におけるチャンスについて、「メーカーにとって、市場への出荷においても、インストールベースの増加においても大きな可能性を持つ」と指摘する。 英国における生徒とコンピュータの比率は7:1で、「欧州の他の国に比べると、よいほう」だという。 Appleは今のポジションを確固たるものにする必要があるとギブズ氏は警告する。「英国の教育市場はますます競争が激しくなっている。海外ベンダー、国内ベンダーともにこの市場から最大限のシェアを得ようと躍起になっている」とギブズ氏。 国内ベンダーのResearch Machinesは英国教育市場の25.1%を確保している。 [ IDG Japan ] Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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