> ニュース 2003年10月17日 09:19 PM 更新

シャープ、コントラスト比5500:1のDLPホームプロジェクター


 シャープは10月17日、ホームシアター用DLPプロジェクター「XV-Z11000」を11月1日に発売すると発表した。98万円。5500:1の高コントラスト比が特徴だ。


 0.8インチDMDパネルを搭載した。表示解像度は1280×720ピクセル。1.3倍ズームレンズを搭載し、最短1.4メートルから40インチ画面に投写できる。

 照明系と投影系に猫目型絞りを搭載した光学エンジンをコニカミノルタと共同開発し、F値は8にまで絞り込んだ。DMD素子には光の有効使用率を大幅に高めた独自の「DMD HD2+」チップを採用した。従来のプロジェクターでは再現できなかった「漆黒」も投影可能だという。

 信号入力から出力までの全デジタル処理を1チップに集約した独自の画像処理LSIを搭載した。シャギーを低減する「パターンマッチング動き適応IP変換機能」やフィルムソースを自動判別してプログレッシブ映像に作り変える「オート2−3プルダウン機能」、入力映像の特性に応じてフィルタ特性をコントロールするリサイジング機能など、高画質化機能をすべて1チップに収めた。

 出力270ワットのランプを搭載し、色純度の高い画像を投影できる。従来のプロジェクターでは朱色にシフトしがちな真紅も再現できるという。明度の低い緑のフィルターも搭載。映像の暗部再現性を向上させ、豊かな階調表現が可能だという。

 視聴環境や映像コンテンツにあわせて絞りを調整し、最適な輝度、コントラスト比で投影する「電動アイリス切替機能」を搭載した。

 色温度は5000−11000ケルビンの範囲で100ケルビン刻みで選択できるほか、RGB独立のガンマ調整、ゲイン調整、オフセット調整など細かな画質調整も可能だ。

 コンポーネント信号やハイビジョン信号にも対応する。RCA端子×2、S端子×1、DVI-I端子×1を装備した。サイズは475(幅)×178(高さ)×406(奥行き)ミリで、重さは約9.4キロ。

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