東芝、「dynabook」シリーズ5機種9モデルを発表東芝は、個人・家庭向けノートPC「dynabook」シリーズ5機種9モデルを10月下旬に発売する。全モデルに、Windows XP Home EditionとOffice Personal Edition 2003をプリインストールした。
東芝は10月20日、個人・家庭向けノートPC「dynabook」シリーズ5機種9モデルを10月下旬に発売すると発表した。dynabook V9、EX、ES、A9、C9の5シリーズ全モデルに、Windows XP Home Editionと最新のオフィススイートソフト「Office Personal Edition 2003」をプリインストールする。また、C9シリーズにはメモソフト「Office OneNote 2003」も付属。いずれもオープン価格。
「dynabook V9/W14LDEW」は、WXGA(1280×800ピクセル)表示対応の15.4インチワイド「Clear SuperView」液晶ディスプレイや、DVD Multiドライブ、Harman/Kardonステレオスピーカーを装備する、AV機能を重視したA4ノートだ。これにより、DVD映画やライブビデオなどの視聴を、迫力のある大画面かつ高音質で楽しめる。HDDは大容量80Gバイトで、DVD作成や編集作業も安心。 本製品は、Pentium M/1.40GHzとIntel 855PMチップセットに加え、IntelのIEEE802.11b準拠ワイヤレスLANを搭載したことで、Centrinoロゴを取得している。メモリは、PC2700対応のDDR SDRAMを256Mバイトで、最大2Gバイトまで増設可能。グラフィックチップには、NVIDIAの「GeForce FX Go5200」(ビデオメモリ64Mバイト)を備えており、3Dゲームでも高いパフォーマンスが期待できる。 インタフェースは、PCカードスロット(TYPE II×2またはTYPE III×1)、SDメモリーカードスロット、USB 2.0×3、IEEE1394、パラレルなど。OSは、Windows XP Home Editionで、Office Personal Edition 2003をプリインストールする。バッテリー駆動時間は約4.0時間。本体サイズは幅360×奥行き270×高さ25.4〜35.9ミリで、重量は約2.8キロ。実売予想価格は24万円前後。
今回発表された「dynabook EX」シリーズのCeleron搭載モデル3製品は、プリインストールのオフィススイートソフトがOffice XP PersonalからOffice Personal Edition 2003に変更されている。また、最上位モデル「522CDET3」のHDDが、60Gバイトから80Gバイトに増加。それ以外のスペックは前モデルと同じ。実売予想価格は、TVチューナーやDVD Multiドライブ搭載の522CDET3が22万円前後、DVD Multiドライブ搭載の「522CDE3」が20万円前後、CD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブ搭載の「522CME3」が18万円半ばとなる。
「dynabook ES/425CME」は、「dynabook E8」シリーズCeleronモデル「E8/420CME」の後継機種という位置付け。CPUにモバイルCeleron/2.50GHzを採用し、14.1インチXGA液晶ディスプレイ、256Mバイトメモリ(PC2100 DDR SDRAM、最大2Gバイト)、40GバイトHDD、CD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブ、USB 2.0ポート×3、PCカードスロット(TYPE II×2またはTYPE III×1)を搭載する。通信機能は、10/100BASE-TX Ethernetと56kbpsモデムを用意。OSはWindows XP Home Editionで、Office Personal Edition 2003をプリインストールする。実売予想価格は、17万円半ば。
「dynabook A9/422CME」は、A4スタンダードノート「dynabook A8/420CME」の後継モデル。主な変更点は、CPUをモバイルCeleron/2.0GHzから同2.2GHzに強化し、HDDを30Gバイトから40Gバイトに増量した。プリインストールのオフィススイートソフトも、Office XP Personalから、最新のOffice Personal Edition 2003に変更されている。それ以外のスペックはほぼ同一だ。実売予想価格は、15万円半ば。
「dynabook C9」シリーズは、最上位モデル「C9/214LDEW」、中位モデル「C9/212PDEW」、下位モデル「C9/212PMEW」の3製品をラインアップする。dynabook C8シリーズの後継で、C9シリーズ全製品にWindows XP Home Edition、Office Personal Edition 2003とOffice OneNote 2003をプリインストールした。ディスプレイは、XGA表示対応の12.1インチTFT液晶。光学式マウスを同梱し、通信機能はIEEE802.11b準拠のワイヤレスLAN、10/100BASE-TX Ethernet、56kbpsモデムとシリーズで共通している。 C9/214LDEWは、Pentium M/1.40GHz、Intel 855GMチップセット、60GバイトHDD、DVD Multiドライブを搭載したCentrinoノート。メモリはPC2100対応のDDR SDRAMで、256Mバイトを標準装備する。バッテリー駆動時間は約5.2時間。価格は23万円半ば。 C9/212PDEWとC9/212PMEWは、CPUにモバイルPentium III-M/1.20GHzを採用し、チップセットがCyberALADDiN-Tとなる。メモリはPC133対応のSDRAMで、256Mバイトを標準装備。バッテリー駆動時間は約4.6時間。両モデルの違いは光学ドライブで、212PDEWがDVD Multiドライブ、212PMEWがCD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブを備えている。実売予想価格は、212PDEWが20万円半ば、212PMEWが19万円前後。 本体サイズは幅289×奥行き238×高さ35.5ミリで、重量は214LDEWと212PDEWが約2.2キロ、212PMEWが約2.1キロ。
同時に、企業向けモデル「dynabook C4120 DC14L/2」「dynabook C4120 DC12P/2」も発売する。OSはWindows XP Professional/2000 Professionalで、Office OneNote 2003をプリインストールした。DC14L/2はPentium M/1.40GHzと256Mバイトメモリ(PC2100 DDR SDRAM)を、DC14L/2はモバイルPentium III-M/1.20GHzと256Mバイトメモリ(PC133 SDRAM)を標準装備する。いずれもカスタムメイド対応で、光学ドライブや無線ワイヤレスLANなどが選択可能だ。価格は、DC14L/2が20万円後半から、DC12P/2が20万円前半から。 関連リンク 東芝パソコンサイト 東芝 [高柳政弘, ITmedia ] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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