アイオメガ、新リムーバブルストレージ「RRD」「DCT」発表アイオメガは11月10日、新リムーバブルストレージ規格「RRD」(Removable Rigid Disk)と「DCT」(Digital Capture Technology)を発表した。RRDは1カートリッジ35Gバイトで企業のデータバックアップ向け、DCTは同1.5Gバイトでコンシューマー用途を想定している。 RRDは2.5インチの磁気ディスクと流体軸受けモーターを「トランプ1組より小さい」(同社)カートリッジに収めたリムーバブルメディア。100万回以上の書き換え性能とHDD並みのランダムアクセス性能を持ち、最大データ転送速度は毎秒22Mバイト。テープドライブ用カートリッジより性能面で優位な上、ドライブを大幅に安価に販売できるとしている。 磁気ヘッド開発にTDKがパートナーとして参加したほか、米Texas Instrumentsらが開発に協力している。 DCTはDVカメラやモバイルPCなどでの使用を想定した新メディア。「50セントコインとほぼ同サイズ」(同社)で重さは約9グラム。ステンレス製カートリッジの採用で耐衝撃性を高めている。 DCTパートナー企業として富士写真フイルムとシチズン時計、Texas Instrumentsが協力。製品は早ければ2004年第2四半期にも市場投入される計画だ。 関連リンク アイオメガ [ ITmedia ] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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