雨の中5000人が大行列──アップルストア銀座オープン(2/3)そして9時57分(*1)、10時を待たずして、入り口が開いた。スティーブ・ケイノー(Steve Cano)店長が店の前に出て、客の一人一人を握手で迎える。
エレベーターまでの通路にスタッフが並んでいる。日本的には「いらっしゃいませ」なんだけど、ここはちがう。「Yeeee!」の歓声と拍手とハイタッチだ。さっきのはこの練習だったのね。いきなり非日常的イベント会場になったアップルストアである。
午前10時にオープン。スタッフが拍手で迎え、お客もハイタッチで応じる。ムービーはこちら(約0.6Mバイト) お客さんを見てても、とってもノリがいい。もっと照れたりする人がいるかと思ったけどそんなことはないようだ。このころに入店できるのは、少なくとも徹夜組(しかも雨の中!)だから、すでにハイになってはいるんだけど、それにしても、このノリを引っ張り出すだけのことがあるのかも。 消防法の理由により、ビルの定員は450人(スタッフ含まず)。それだけが入店したところで、入店制限。あとは、店を出た人の数だけ入れるということになる。 そんな状況の中、プレスは入店させてもらっちゃったわけで、もうしわけないです。
450人の制限のためか、店内は意外にゆったりしている。それは混雑はしているけど、でも立錐の余地もないということはない。あのiMacをつかったレジの行列もそれほど伸びている様子はない(*2)。
スタッフのレベルはやはり高い。ここで働いているということに誇りをもちながら、でも楽しく働いている雰囲気がある(*3)。 こういう店で難しいのは客に声をかけるタイミングだ。ものを見たいのにつきまとわれるとうるさいし、かといってあんまり離れていると買うものも買わなくなる。そのあたりをかなりうまくやっているようだ。声をかけようかどうしようか逡巡しているなんて情景もあったのだけど、それは慣れが解決するだろう。マニュアル的接客が許されるタイプの店ではないから慣れは大事だ。 ただ、今日はスタッフは全員出勤だそうなので、とてもスタッフ密度が高く見える。レジの向う側空間にあんまりたくさん人がいるのはサボっているようにもみえるから、もっと離れたほうがいいですよ。
今日に限った話かもしれないけど、外国人率もかなり高い。アレンさんみたいな人もいるんだろうけど、銀座だってことも大きいかもしれない。 それにしても、iPodやiBookなど、かなりよく売れている。今日のために買い控えていた人もいるだろうけど、勢いで買っちゃった人もいるんだろうな。
*1 時刻は、わたしのデジカメのタイムスタンプによる。いま見たら時計はあっているようだ。 *2 ただ、ときどきトラブルがあったのか、妙に時間がかかるケースが見られた。 *3 美形(男女とも)が多いってことも、こっそり言っておこう。 [こばやしゆたか, ITmedia ] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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