「Adobe Creative Suite」日本語版発表、1月中旬発売アドビシステムズは12月4日、画像編集ソフト「Adobe Photoshop CS 日本語版」、グラフィックソフト「Adobe Illustrator CS 日本語版」、レイアウトソフト「Adobe InDesign CS 日本語版」、Webサイトデザインソフト「Adobe GoLive CS 日本語版」と、それぞれを統合したパッケージ「Adobe Creative Suite 日本語版」を発表した。発売は1月中旬。同日からアドビストアで予約受け付けを始めた。
Adobe Creative Suite 米国で9月に発表された製品の日本語版。各製品は「Creative Suite」として統合され、製品間の連携を容易にした。Creative Suiteに含まれる「Version Cue」により、同じファイルを共有する共同プロジェクトの管理が簡単になっている。 Creative Suiteパッケージは「Premium」と「Standard」の2種類がラインアップされる。PremiumにはPhotoshopとIllustrator、InDesign、GoLive、Acrobat 6.0 Professional、Version Cueが含まれる。StandardはPhotoshopとIllustrator、InDesign、Version Cueで構成する。Version Cueは単体販売はしない。 アドビストア価格は以下の通り。セットパッケージながら、今回からPhotoshopユーザー(同ソフトを含む旧Adobe Collectionsユーザーも)に対しアップグレード版が提供される。
Photoshop CSの起動スプラッシュ。「バージョン8.0」との表示は残っている 各単体ソフトの名称も、バージョンナンバーではなくCreative Suiteを表す「CS」を付けて統一した。 各ソフトのアドビストア価格は以下の通り。
Photoshop CSでは、ファイルブラウザを強化した。サムネイル画像のサイズを変更したり、複数画像のバッチ処理をファイルブラウザからできるようになった。またメタデータを設定しておくことで検索性を向上させることもできる。
「イメージ」-「色調補正」に追加された「シャドウ・ハイライト」。 ハイエンドデジタルカメラへの対応を強化し、Photoshop 7.0では別売りのプラグインが必要だったRAWデータの現像にネイティブ対応。また16ビット画像編集もサポートした。各色のヒストグラムを常時表示しながらの編集や、シャドウ部・ハイライト部のみの明るさを調節できる機能なども追加された。 またDV編集向けに非正方形ピクセルをサポート。縦横比を気にせずにテロップなどを製作できるようになった。 同梱されるImageReady CSはSWF形式への書き出しに対応した。 Illustrator CSは、文字やオブジェクトを3Dに変換できる機能を新たに搭載した。テキストエンジンを強化するなど基本性能を向上させたしたほか、動作も高速化した。 GoLiveは新たにCSSに対応。PDFファイルのサポートも強化した。InDesignは操作性を向上させ、動作を高速化した。 対応OSはそれぞれ、Macintosh版がMac OS X 10.2.4−10.2.7。Windows版がWindows 2000/XP。 Photoshop CS Windows版にはプロダクトアクティベーションが導入されており、インストール後に認証を受ける必要がある。
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