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ミッドレンジ業務サーバ向けLinuxディストリビューション
Turbolinux 8 Server
ターボリナックス

2002年10月25日 発売

　サーバ向けLinuxディストリビューション「Turbolinux 7 Server」の後継製品。エンタープライズレベルの品質を実現しており、PostgreSQLやZopeなどのオープンソースソフトウェアと組み合わせたミッドレンジ業務サーバシステムに最適としている。

「Turbolinux 8 Server」のパッケージ

　業界標準ベンチマークのTPC-H(100GB)に必要な機能を実装してカーネルのハイパフォーマンス化を図ったほか、RAWデバイスのreadv、writev実装や非同期I/Oのサポート、I/Oスケジューラによるプロセススケジューラの改良などにより、データベース使用時の処理能力向上を実現した。SMPシステムで仮想的にCPUの数を倍に見立てるHyper-Threadingテクノロジーや、柔軟なディスクボリューム管理を可能にするevms(Enterprise Volume Management System)やLVM(Logical Volume Manager)、予期せぬトラブルからデータを守るジャーナリングファイルシステム(Ext3、ReiserFS、JFS、XFS)、システム障害解析を可能にするLKCD(Linux Kernel Crush Dump)、Ultra320 SCSI、Gigabit Etrhernetなども実装・サポート。セキュリティ対策では、128bit SSLデータ暗号化システムを標準搭載したほか、より安全なVPN環境を構築できるようにIP Sec(IP Security Protocol)に対応した。

　価格は3万9800円。教育機関や学生・教職員が対象のアカデミック価格は2万4800円。対応機種は、Pentium以上を搭載したPC/AT互換機。

関連リンク Turbolinux 8 Serverニュースリリース ターボリナックス

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