シード・プランニングが9月9日、日本国内のスマートフォン/iPad(タブレット)の市場展望に関する調査のまとめを発表した。
発表によると、2009年度のスマートフォンの販売数は、前年度比214%となる約240万台で、このうちiPhoneが170万台と市場シェアの71%を占めている状況。今後は、2010年度に約440万台、2015年度には2010年度の5倍となる2200万台へと大幅な販売台数の増加すると予想している。
また、国内の携帯電話契約数に占めるスマートフォン/iPad(タブレット)の割合は、2009年度末にはおよそ376万契約(3.4%)程度だったものが、2015年度に5200万契約(39%)へと増加することを予測した。
現在の搭載OSの割合は、iOSが63.8%、Androidが4%となっているが、2015年度にはAndroidがオープン性を武器に大きく躍進して47.3%、iOSが36.9%と逆転することが期待される。続くWindows Mobileも13.5%と予測しているが、iOSとAndroidの2強で約82%が占められるとしている。
なお法人市場では、2015年度に2440万台(契約)の規模にまで成長していると想定し、そのうちスマートフォン/iPad(タブレット)は1200万台(契約)で49%を占めるとの予想を発表している。
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