ジーエフケー マーケティングサービス ジャパンは8月26日、7月の携帯電話市場の動向を発表した。販売台数は前年比15%増加し、2008年の割賦販売制度(いわゆる分離プラン)の導入以降、最大の成長率を記録した。
背景には夏商戦向けスマートフォンの好調な販売がある。7月は販売台数の49%がスマートフォンとなった。同社は、デザインやカラーの種類に加え、テンキー搭載モデルといったラインアップの幅が広がったことで、ユーザーの裾野が拡大しているとみている。
家電量販店では、すでに過半数を超える61%がスマートフォンという状況。携帯電話専門店でも、スマートフォン比率は45%にまで上がっている。「情報感度の高いユーザーが比較的多い家電量販店だけでなく、シニア向け端末などが人気の携帯電話専門店でもスマートフォンの販売が伸びている。こうしたことからも、スマートフォンの裾野が広がっていると考えられる」(ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン)
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