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政府と東電による“ピークカットアイデアコンテスト”、審査結果発表:エネルギー管理
原子力損害賠償支援機構と東京電力は、夏季のピークカットに有効なアイデアを募集していたが、その審査結果がまとまり、6件が採択となった。東京電力は今夏までに採択したアイデアを精査し、実行に移せるように努力するとしている。
原子力損害賠償支援機構と東京電力は2012年3月19日、ピーク需要を抑制する方法の公募である「電力デマンドサイドにおける『ビジネス・シナジー・プロポーザル』」の審査結果を発表した(図1)。
「ビジネス・シナジー・プロポーザル」は、2012年度から2014年度の主に夏期のピーク需要抑制に効力を発揮するシステムや技術を公募したもの。供給側の対応だけでなく、電力の需要家の対応により力点を置いた方法であること、使いやすく柔軟なサービスであること、外部の知見を生かすことの3点を目指した方法を募集した。
募集期間は2012年1月6日〜2月3日で、81件の応募があった。その81件の応募を、有識者も参加する第三者で審査し(書面審査とヒアリング審査)、6件のビジネスプランを採択した。審査では、ピーク需要抑制効果の大きさ、需要を抑制する方法の柔軟さ、導入コストの低さを重視したという。
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