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太陽光発電が最も普及している県は?ウイークエンドQuiz(2/2 ページ)

2012年の7月から自然エネルギーの固定価格買取制度が始まった。数ある自然エネルギーの中でも、比較的手軽に装置を導入できて、買い取り価格も高い太陽光発電システムに注目が集まっている。住宅に太陽光発電システムを導入して、余剰電力を売電しようと考える個人も増えている。では、太陽光発電システムが最も普及している県はどこだろうか?

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正解:

 b.愛知

ミニ解説:

 経済産業省は、2009年から「住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金」制度を施行し、太陽光発電システムを住宅に導入する個人に補助金を支給している。この補助制度を運営している太陽光発電普及拡大センターは、制度開始から最近までの補助金申請件数を都道府県別に集計して公開している。このデータを見れば、太陽光発電が最も普及している県が大体分かる。


太陽光発電普及拡大センターが公開している、住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金制度開始から2012年6月末日までの累計申請件数。上位10の都道府県を順に並べた

 このデータによると、補助金制度開始から2012年6月末日までの累計申請件数が最も多い県は愛知県になる。2位の埼玉県に1万5000件以上の大差を付けている。太陽光発電普及拡大センターは四半期ごとに申請件数を発表しているが、四半期ごとの集計でも愛知県は制度開始以来トップを走り続けている。

 ちなみに、2012年度の住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金は、2013年3月まで受け付けている。補助額は製品の価格によって2通りに分かれる。1kW当たりの価格が55万円以下の製品には、1kW当たり3万円。1kW当たりの価格が47万5000円以下の製品には、1kW当たり3万5000円を支給する。安価なシステムへの補助金を高めに設定して、太陽光発電システムの低価格化を進める狙いがある。

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