連載
風力発電で最も大きな電力を生み出せる県は?:ウイークエンドQuiz(2/2 ページ)
再生可能エネルギーの全量買取制度が始まり、太陽光発電に注目が集まっているが、買取価格が最も高いのは風力で作った電力だ(出力20kW未満)。では風力発電で最も大きな電力を生み出せるのはどこ?
正解:
b.青森
ミニ解説:
独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が2012年8月に公開した「日本における風力発電設備・導入実績」によると、設置している風力発電設備の合計出力値が最も大きい、つまり風力発電で最も大きな電力を生み出せるのは青森県。2011年度末の時点で、合計出力値は300MW(30万kW)を超えている。
風力発電設備の数を見ると、北海道が全国で最も多い。合計出力の値も青森県に迫っており、近いうちに日本一になる可能性もある。
関連記事
- 本日6月18日に法令が施行、再生可能エネルギーの固定価格買取制度
再生可能エネルギーの市場拡大が本格的に始まる - キーワード解説「再生可能エネルギー」
「再生可能エネルギー」という言葉が話題になることがかなり多くなった - 洋上風力発電を7社が事業化へ、10年後に数百MWの発電所を建設
2012年度中に有力地域を選定して、風力などの観測を開始する予定 - 風力発電が太陽光に続く、小型システムは企業や家庭にも
太陽光発電に続いて風力発電の取り組みが活発になってきた
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.