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屋根を隅々まで活用、大きさ半分の太陽光パネル:蓄電・発電機器
パナソニック エコソリューションズ社は、標準的な住宅向け太陽光パネルの半分の大きさの新製品を発売する。標準的なパネルと組み合わせることで、屋根に多くのパネルを置けるようになる。
今回登場する新製品は「HITハーフタイプ116」と「HITハーフタイプ120」の2種類(図1)。どちらも外形寸法は幅818mm×奥行812mm×高さ35mmと、標準的な太陽光発電パネルの半分程度だ。
パナソニック エコソリューションズ社がすでに発売している「HIT233シリーズ」や「HIT240シリーズ」はどちらも外形寸法は幅1580mm×奥行812mm×高さ35mmと長方形になっている。このパネルだけで住宅の屋根を埋めようとすると、どうしても屋根の周辺部などに広いすき間ができてしまう。
今回発売するHITハーフタイプ116やHITハーフタイプ120は、屋根の周辺部のすき間にも置ける大きさになっている。HIT233シリーズやHIT240シリーズと組み合わせて使うことで、屋根に設置できる太陽光発電パネルの合計出力値を引き上げることが可能だ(図2)。
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