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太陽光発電を214カ所で着手、オリックスが400MW展開計画を前倒し:自然エネルギー
オリックスの太陽光発電事業が2014年3月末時点で214カ所まで拡大した。開発中の設備を含めて発電規模は合計425MWに達し、2015年3月までに計画していた400MWの目標を突破した。すべての設備が稼働すると、年間の発電量は13万世帯分の電力使用量に相当する。
オリックスグループの太陽光発電事業はメガソーラーと屋根設置型の2種類に分かれている。2014年3月末の時点で稼働済みと開発中のメガソーラーを合わせると66カ所になり、発電規模は356MWに達した(図1)。屋根設置型も148カ所に拡大して、69MWの発電規模になった。
メガソーラーは66カ所のうち17カ所で発電を開始している。兵庫県の淡路市で「オリックス淡路メガソーラー発電所」(2.5MW)が2014年2月28日に稼働したほか、山梨県の南アルプス市や群馬県の渋川市でも同規模のメガソーラーが稼働済みだ(図2)。開発中の49カ所のメガソーラーも1年以内に運転を開始する見込みである。
一方の屋根設置型は企業や自治体から大型施設の屋根を借り受けて実施するもので、148カ所のうち約3分の1にあたる50カ所で発電を開始した。稼働中のメガソーラーと合わせると67MWの発電規模になり、全体で425MWの開発計画のうち1年間で約15%が稼働したことになる。
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