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分譲地がメガソーラーに、20年間の売電額1000万円をうたう住宅:スマートハウス
広島建設は住むだけで収入が増える分譲住宅「ヘリオス」の販売を、千葉県印西市の分譲住宅地で開始した。1戸当たり10kW以上の太陽光発電システムを備え、全戸の出力を合わせると約0.9MWにも及ぶ。
広島建設は太陽光発電の規模を重視した戸建住宅の販売を2014年9月に開始した。出力10kW以上の太陽光発電システムを搭載することが特徴であり、太陽光発電住宅「ヘリオス」と呼ぶ。
ヘリオスの狙いは、10kW以上の太陽光発電能力を持たせることで、固定価格買取制度(FIT)の20年間全量買取対象としたこと。20年間の売電金額の総額として約1000万円を見込めるという*1)。
ヘリオスを最初に販売するのは千葉県印西市の分譲住宅地「ヘリオスタウン印西牧の原」(図1、図2)。敷地全体が南向きのひな壇形状を取り、建物の影ができにくいという。
*1) 延床面積93.57m2(1階床面積60.45m2、2階床面積33.12m2)、屋根形状は南向きの片流れ三寸勾配(傾斜角約17度)。太陽電池モジュールの搭載容量が12.24kWの場合。
同タウン内の太陽光発電の総出力は約0.9MWであり、分譲地自体がメガソーラーとも呼べる規模を誇る。1戸当たりの年間発電量は約1万2900kWh(図3)。
同タウンは73区画あり、全区画50坪(165m2)以上の敷地面積を確保した。木造(枠組壁工法:2X4工法)をとる。住宅の販売価格は1戸当たり2190〜2480万円。
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