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10棟40戸で太陽光を共有、出力129kW:スマートハウス(2/2 ページ)
サンヨーホームズは、10棟40戸からなるタウンハウス「スマeタウン足立竹ノ塚〜芽ぐみの杜〜」を開発、2015年1月に販売を開始した。全棟の屋根に太陽電池を設置、売電収入を各住戸に還元する。
低層マンションの集合体と似ている
スマeタウン足立竹ノ塚〜芽ぐみの杜〜は連棟式のスマートタウンとして同社初の物件(図7)。敷地面積は3411.80m2。各戸の専有面積は73.28〜91.90m2(2LDKから3LDK+WIC)。軽量鉄骨造スレート葺の建物であり、3階建が8棟、2階建が2棟ある。
戸建ての建売住宅とは異なり、全体で街を形成していることが特徴だ。占有部分は区分所有だが、敷地と共有部分は専有面積の割合による所有権の共有となっており、マンションと似ている。マンション同様、管理組合を結成して街の維持・管理を進める形だ。
建物間の土地は共有部となっているため、一般車両の通り抜けを防ぐことができ、住民同士の交流に生かすことができるという(図8)。サンヨーホームズの係員が常駐するコンシェルジェ棟には集会所を設けた。
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