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中小太陽光発電所向け、30万円の監視システム:蓄電・発電機器
渡辺電機工業は2013年3月、中小規模の太陽光発電所の運転状況を監視し、異常を検知する際に役立つ「ローコスト太陽光発電監視システム」の販売を開始した。最大6台までのパワーコンディショナーと接続できる。電流センサーを使うため、パワーコンディショナーの種類を選ばない。
渡辺電機工業は2013年3月13日、中小規模の太陽光発電所の運転状況を監視し、異常を検知する際に役立つ「ローコスト太陽光発電監視システム」の販売を開始した。「Web対応エネルギー監視モジュール(WTM-PW04)」と、「エネルギー監視ソフト(GreenTALK Lite)」を合わせて約30万円で販売する*1)。「GreenTALK LiteはWM-PW04専用として、当社とセイコーソリューションズが共同開発した形だ」(渡辺電機工業)。
*1) システムを利用する際に月額や年額の料金は不要。ただし、3Gルータや通信機器(通信費用)は価格に含まれていない。
最大6台までのパワーコンディショナーと接続できる。パワーコンディショナーの2次側(交流)出力に、CTセンサー(電流センサー)を接続して発電量を監視するため、パワーコンディショナーの種類を選ばない(図2)。外部の温度センサー、湿度センサー、日射量センサーと接続することも可能。
WTM-PW04は取得したデータを3Gルータに送る。計測データを特定のメールアドレスに送信できるため、GreenTALK Liteの管理画面をPCで閲覧する他、携帯電話で太陽光発電所を監視することも可能。
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