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風力発電先進地域は北に集中、1位を分け合う北海道と青森県自然エネルギー(2/2 ページ)

NEDOは2015年3月末時点の日本の風力発電設備導入量の情報を集計して公表した。2015年3月末までの日本の風力発電設備の導入量は設備容量約294万kW、設置基数は2034基となっている。

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出力階層別の導入基数の推移

 風車の発電出力階級別導入量の推移を図4に示す。2003年度以降では、7割以上が1000kWクラス以上の風車を導入している。また、2009年度以降では、7割以上が2000kWクラス以上の風車を導入している。

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図4 出力階層別導入基数の推移(クリックで拡大)出典 NEDO

1事業者当たりの風力発電の数

 1事業者当たりの風力発電設備の設置基数の推移を図5に示す。1999年度以降、1事業者当たり2基以上の風車を設置する割合が増加しており、風車の大型化とともにウインドファーム化が進んでいる。

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図5 1事業者当たりの風力発電設備の設置基数(クリックで拡大)出典 NEDO

都道府県別の風力発電設備の導入量

 都道府県別の風力発電設備の導入量について、2013年度と2014年度の設備容量および2014年度の設置基数の推移を図6に示す。2014年度において、設備容量では青森県が最も多く、設置基数では北海道が最も多く導入した。風力発電の導入量は秋田県、福島県なども多く、東北、北海道地域で導入が盛んに進んでいる様子が分かる。その他では鹿児島県や静岡県、石川県、島根県などで導入が盛んだ。

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図6 都道府県別 風力発電導入量(クリックで拡大)出典 NEDO

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