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太陽光でおもてなし、2カ所目の「シティチャージ」が虎ノ門に:蓄電・発電機器
太陽光発電で蓄電し、無料でスマートフォンを充電できるソーラー充電スタンド「シティチャージ」の設置が東京都内で進んでいる。東京タワーの敷地内に設置したのに続き、新たに虎ノ門ヒルズにも登場した。
太陽光パネルで発電した電力でスマートフォンなどを無料で充電でできるソーラー充電スタンド「シティチャージ」の設置が東京都内で進んでいる。このほど東京タワー(東京都港区)に続いて、同区内の「虎ノ門ヒルズ ステップガーデン」にも1台設置された(図1)。設置期間は1年間の予定だ。
シティチャージの設置は東京都環境公社と設置事業者のシャープが連携して実施している日本初の取り組みとなる。太陽光発電を身近に感じることができる他、外国人旅行者への「おもてなし」を提供することなどを目的としている。
スタイリッシュなデザインを意識し、転倒防止など安全を最優先した設計で、サイズは高さ約3.1メートル。太陽光パネルの幅が約2.5メートル。蓄電池の搭載により夜間・雨天時でも充電が可能で、非常用電源としても用いることができる。蓄電池の容量は60人分(1人当たりの利用時間は15分)で、LED照明を搭載しており夜間照明としても活用する。ピクトグラム(絵文字)を導入し、外国人利用者でも使いやすいよう配慮している。
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