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来るか水素社会、見えない炎を捉えるパナソニック蓄電・発電機器(3/3 ページ)

パナソニックは「エコプロダクツ2015」で水素ステーション用の炎検知センサーなど、水素社会の実現に向けた同社の水素関連製品を複数展示した。純水素燃料電池のコンセプトモデルや水素メーターなど、水素が本格的に普及した将来を見据えた製品のコンセプトも披露している。

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“ガス”ではなく“水素メーター”も狙う

 もう1つの参考出展品が「超音波気体流量計」だ(図4・5)。水素を含むあらゆる気体を計測できる装置として、現在開発を進めている段階の製品となる。将来水素が家庭などのさまざまな場所に供給されるようになれば、ガスのようにメーターを使って使用量を計測することも一般的なるかもしれない。

 パナソニックではこうした未来の需要を想定し、“水素メーター”の開発・普及も視野に入れているという。図4で示した「超音波気体流量計」は、未来の水素メーターをイメージしたモックアップだ。


図4 “未来の水素メーター”をイメージした 「超音波気体流量計」のモックアップ(クリックで拡大)

 パナソニックは既に産業用機器向けにこうした気体流量計を展開している。特に計測機器ではガスメーター関連の技術で高いシェアとノウハウを持っており、これらを水素メーターの開発においても生かしていきたい考えだ。


図5 「超音波気体流量計」の概要(クリックで拡大)
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