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北海道に18万枚のシャープ製パネル、1万4000世帯分の電力を生む太陽光発電所:太陽光
北海道苫小牧市でシャープとオリックスの共同出資企業が手掛ける太陽光発電所「シャープ苫東の森太陽光発電所」の建設が完了し、2016年1月から稼働を開始する。18万枚以上のパネルを設置し、年間発電量は1万4100世帯相当を見込んでいる。
北海道の南部に位置する苫小牧市は、気候が温和で積雪量も少なく、太陽光発電に適した地域としてメガソーラーの建設が相次いでいる。2016年1月1日からは新たに「シャープ苫東の森(とまとうのもり)太陽光発電所」が稼働を開始する(図1)。シャープとオリックスが共同出資で設立した苫小牧ソーラーエナジーが事業主体として開発した発電所だ。
同発電所は苫小牧市で地域開発事業を手掛ける苫東から賃借した、約141万5000平方メートルの土地に建設した。シャープ製の245W(ワット)と250Wの多結晶パネルを合計18万3624枚と、富士電機製のパワーコンディショナーを組み合わせて、モジュールベースの出力規模は45.6MW(メガワット)だ。
年間発電量は一般家庭1万4100世帯分の使用電力に相当する約5100万kWh(キロワット時)を見込んでいる。発電した電力は再生可能エネルギーの固定買取価格制度を利用して、1kWh当たり40円で北海道電力に売電する計画だ。なお、発電所の建設および運用・保守についてはシャープが請け負う。
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