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スマートハウス化を支援、住宅太陽光の無金利ローン登場:太陽光
太陽光発電システム、蓄電池、HEMS−−こうした設備を住宅に一括導入しようとすると高額になり、ローンの利用を検討するユーザーも多いだろう。こうしたユーザー向けに日本エコシステムとソーラーフロンティアが住宅向けの「無金利オリジナルソーラーローン」の提供を開始した。
太陽光発電システムの販売・施工を手掛ける日本エコシステムは、太陽光パネルメーカーのソーラーフロンティア(東京都港区)と提携し、2016年7月12日から住宅向けの「無金利オリジナルソーラーローン」の提供を開始した。
住宅用太陽光発電システム市場では、太陽光発電システムに加え、蓄電池やHEMS機器とセットで導入するケースが増えている。 しかしながらこうした複数の機器の合計金額は一般的に350万円程度と高額になるため、一括支払いのハードルが高くローンを活用するユーザーが多いという。今回発表したソーラーローンは、こうしたローンの金利負担を軽減し、住宅のスマートハウス化を支援する。
日本エコシステムによれば、太陽光発電システムや蓄電池、HEMSなどを一般的なソーラーローンでご購入する場合、実質年率は2.15%程度になる。今回2社が提供する無金利オリジナルソーラーローンは、一般ユーザや法人のこうしたローンの金利手数料を、支払期間10年、120回払いまで、日本エコシステムが全額負担する。
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