検索
ニュース

年度目標40万件を前倒し達成、東京ガスの電力販売が絶好調電力供給サービス(2/2 ページ)

低圧電力の販売で東京ガスが好調だ。申し込み件数は2016年7月20日時点で、年度目標である40万件を突破した。新電力ではシェアトップを独走していると見ていいだろう。今後も異業種との事業提携を進め、販路を拡大していく計画だ。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
前のページへ |       

事業提携をさらに拡大

 東京ガスではさらなる電力顧客の獲得に向け、事業提携先の拡大に注力していく方針だ。2016年7月21日には不動産情報サービス事業を手掛けるアットホームとの業務提携を発表した。8月下旬からアットホームの加盟・利用不動産店を対象とした低圧電力の紹介サービスを開始する計画だ。

 アットホームの加盟・利用不動産店は全国5万3000以上にのぼる。同社では8月下旬からは関東地域にある賃貸マンションのロビーやエレベーターなどの共用部、店舗・事務所など向けに東京ガスの低圧電力プランを紹介していく(図2)。


図2 アットホームとの業務提携の概要 出典:東京電力

東電の「遅延問題」は7月末から協議へ

 電力の小売全面自由化がスタートしたものの、大きな問題も発生している。東京電力パワーグリッドによる検針データの再録遅延や、計器取替情報などの遅延により、電力使用量の通知が遅れてしまっているという問題だ。

 東京電力では電力使用量の確定値を通知することが困難な顧客に対しては、7月末をめどに使用量の確定に向けた協議を開始するとしている。

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る