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太陽光発電だけで飛ぶ飛行機、4万キロの旅を終え世界一周を達成自然エネルギー(2/2 ページ)

太陽光だけで空を飛ぶ飛行機「ソーラーインパルス2」が2016年7月26日にアラブ首長国連邦のアブダビに着陸し、2015年3月から続けてきた世界一周の旅を完結した。

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ソーラーインパルスの次の目標

 無事にプロジェクトを終えたソーラーインパルスだが、早くも次の取り組みを見据えている。ソーラーインパルスが、クリーンエネルギーの啓もうとして果たしてきたことや、技術的な蓄積などを生かし、次へのプロジェクトが動き出しているのだ。

 啓もうの面では、「International Committee of Clean Technology(クリーンエネルギー国際委員会)」の設立がある。同委員会においてソーラーインパルスが果たしてきたクリーンエネルギーの啓もうや新たなソリューションの提示などを行う。技術の面では、技術提供による航空機業界における電気動力化の推進を進める他、ソーラー駆動のドローンの開発などにも貢献するなど、太陽光発電技術の領域拡大を目指していくとしている(図4)。

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図4 ソーラーインパルスが目指す次の取り組み(クリックでWebサイトへ)出典:Solar Impulse
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