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発電とシイタケ栽培を両立、放棄地を活用したソーラーシェアリングで成果自然エネルギー(2/2 ページ)

愛知県小牧市の三喜工務店は放棄農地を活用した営農型太陽光発電に取り組んでいる。2015年から太陽光パネルの下でシイタケ栽培を行っており、このほど初めての収穫期を迎えた。

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サトイモにも挑戦!

 2016年は例年より多くの台風が発生した。しかし三喜工務店は「台風が刺激となり、例年より早めにシイタケが発芽した。市販のシイタケよりも肉厚に育った」としている(図5)。


図5 育ったシイタケ 出典:三喜工務店

 さらに同社では、シイタケだけでなく他の植物の育成にも挑戦している。その1つがサトイモだ。比較的日射の取れるエリアを選んでサトイモを植えたところ、順調に育っているという(図6)。


図6 サトイモも順調に育っているという 出典:三喜工務店

 営農型太陽光発電は農地の計画的・効率的な利用で農家の安定的な経営に貢献するとともに、再生可能エネルギー普及にもつながることから、今後の導入促進が期待されている。今回のような放棄農地を活用できるメリットもある。

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