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SBエナジーが長野県に1.3MWのメガソーラー、427世帯分を発電:太陽光
SBエナジーが長野県佐久市に建設していたメガソーラーが完成。出力規模は1.3MWで、一般家庭約427世帯分に相当する年間発電量を見込んでいる。
ソフトバンクグループで自然エネルギー事業を手掛けるSBエナジーは、長野県佐久市に建設していた「ソフトバンク長野佐久ソーラーパーク」が完成し、このほど営業運転を開始したと発表した。
同メガソーラーは、長野県佐久市の個人私有地約1万9000m2に建設。4752枚の太陽光パネルを設置し、出力規模は1.3MW。年間予想発電量は、一般家庭約427世帯分の年間電力消費量に相当する約153万9000kWhを見込んでいる。
太陽光パネルは中国トリナ・ソーラー製、パワコンは中国のファーウェイ製、架台は日英インテック製を採用した。発電所の設計、調達および工事管理業務はSBエナジーが担当している。
SBエナジーは自然エネルギーの普及・拡大を目指し、太陽光発電をはじめとする自然エネルギー発電所の建設と運営を推進している。ソーラーパークでは、2017年だけでも「鹿児島湧水ソーラーパーク」(鹿児島県湧水町、出力規模約32.3MW)、「広島世羅ソーラーパーク」(広島県世羅町、約5.7MW)、「浜松中開ソーラーパーク」(静岡県浜松市、約43.4MW)、「潮来ソーラーパーク」(茨城県潮来市、約1.7MW)が営業運転を開始している。
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