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太陽光パワコンを遠隔監視、日新電機がサービス提供:太陽光
日新電機が太陽光発電用パワーコンディショナーの遠隔監視サービスの提供を開始。運転状況の把握や、故障時の早期普及による売電損失の低減をサポートする。
日新電機(京都市)は、太陽光発電用パワーコンディショナー(PCS)の運用状況を遠隔から監視できるリモート監視サービスを2018年4月から開始した。
一般的な太陽光発電設備のリモート監視システムは、異常発生時の通知をきっかけに主任技術者が現場に駆け付け、異常状態を確認してからメーカーへ連絡するという手順で行うため、メーカーが調査を実施するまでに時間と手間がかかるという。復旧までの期間は発電停止となり発電損失に直結するため、早期復旧が望まれる。
同サービスは、PCSメーカーである日新電機がリモート監視を実施することにより、異常発生時の早期対応が可能となり、復旧までの期間の短縮・発電損失の最小化をサポート。同社から連系設備を納入した場合、PCSだけでなく発電設備全体のトータルリモート監視を提供する。
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