ニュース
「エコめがね」に新機能、パワコンごとの発電量比較や停止検知を可能に:太陽光
NTTスマイルエナジーが「エコめがね」に新機能を追加。パワコンごとの発電量比較や停止検知などが行えるようになった。
NTTスマイルエナジー(大阪市)は、太陽光発電の遠隔監視サービス「エコめがね」に、パワーコンディショナーごとに発電量比較や発電停止検知などを可能にする新機能を追加した。
同社によると太陽光発電の遠隔監視で、従来エコめがねで提供している、発電量の見える化や各種アラートの発報といった基本的な機能に加え、より詳細な遠隔監視状況の把握や、発電不良状況の素早い察知などのニーズが高まっているという。
これらのニーズに対し、従来の発電設備全体の発電量見える化に加えて、今回パワコンごとの発電量を時間別・日別でグラフ表示する機能を搭載した。これにより、パワコンを起因とした発電量低下などをこれまでより早く発見できるようになる。
また、従来の発電設備全体の停止を検知するアラートメールに加えて、パワコンごとの発電停止情報をオーナー・太陽光発電設備販売会社へ、発電停止を検知した当日の15時30分以降、順次メールで知らせる機能を提供する。これにより、パワコンを起因とした発電量低下などの見逃しを防止し、太陽光発電設備販売会社による素早い対応を支援する。
さらに、パワコンごと発電量グラフに、出力制御率・制御時間など出力制御実績を表示する。この出力制御実績は、オーナーが毎日または毎月のお知らせメールでも確認でき、発電量低下時の要因把握を支援する。
関連記事
- NTTスマイル、太陽光を無償設置する「PPA」に数十億円の投資へ
NTTスマイルエナジーとデンカシンキは、PPA事業に関してビジネスパートナー契約を締結した。デンカシンキが提供する「フリーソーラープロジェクト」のさらなる普及拡大を狙い、NTTスマイルは太陽光発電システムのオーナーとして参画する。 - 急増する太陽光発電の「雑草トラブル」、知っておきたいリスクと対策
日本でも稼働から数年が経過する太陽光発電所が増える中、課題の1つとなっているのが雑草対策だ。太陽光発電の雑草対策を手掛ける野原ホールディングスが、知っておくべき雑草に関する基礎知識や対策方法を解説する。 - 太陽光発電のトラブルにつながる雑草、知っておきたい代表種
日本でも稼働から数年が経過する太陽光発電所が増える中、課題の1つとなっているのが雑草対策だ。本稿では太陽光発電に対し、さまざまなリスクやトラブルの原因となる雑草を、種類別に解説する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.