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東急不動産が「RE100」に加盟、2050年までに再エネ100%の事業運営を目指す:自然エネルギー
東急不動産2019年4月、事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギー由来とすることを目指す国際イニシアチブ「RE100」に加盟したと発表した。
東急不動産2019年4月、事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギー由来とすることを目指す国際イニシアチブ「RE100」に加盟したと発表した。
RE100は2014年に国際NGO団体The Climate Groupが主導して発足した。CDP(主要企業の環境戦略を調査し、投資家等に開示及び評価するNGO)と提携して運営しており、国内外の大手企業の加盟が続いている。
東急不動産は2014年に太陽光発電事業に参入して以降、再生可能エネルギー事業を本格展開し、北海道から九州まで、自社で保有・運営する再生可能エネルギー事業施設数は現在計43カ所(2019年3月末日時点、開発中案件含む)で、定格容量819MW(メガワット、共同事業含む総関与事業値)に拡大している。sarani
2019年3月には再生エネルギー事業者のリニューアブル・ジャパン(東京都港区)と再生可能エネルギー事業領域において資本業務提携を強化した。
将来的に再生可能エネルギーを自社利用することでRE100を実現する計画。2050年までに事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギー由来に切り替える方針だ。
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